二十話:俺の願いは……
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何度も何度も頭の中で昔に戻れると繰り返される。
俺は……俺は……どうしたいんだ?
「昔に戻る為に全てを壊して……。俺の願いを…っ!」
叶えることが出来るのか?
いや、俺には出来るはずだ、俺にはそれだけの力がある。
他の奴らにも遅れなど取らない。
クルスニクらしく、俺の欲望の為にまた全てを壊して―――
「ルドガー!!」
黒歌の叫び声にハッとする。
俺は……何を考えていたんだ?
また、全てを壊そうとしていたのか?
「大丈夫ですか? ルドガーさん」
「あの男との間に何があったのですか?」
ルフェイちゃんとアーサーにも心配そうに声を掛けられる。
俺は……どうしたいんだろうな?
「ごめん。しばらく一人にしてくれないか?」
俺は三人にそう言い残して一人で歩き出すのだった。
俺の本当の願いは…………何だ?
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