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転生とらぶる
マブラヴ
0868話
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やリオンといった機体に乗って訓練をしていたし、シミュレータの方でもそれなりに使っている。
 それを踏まえて、今回は研修という意味も含めオウカの補佐として調査する惑星に送り出す事になった。

「お前達2人も、これがシャドウミラーとしての初任務となる。オウカの言葉を良く聞いて決して無理をするな」

 元エクステンデッドであり、それなりに訓練をしているとは言っても所詮はそれなりだ。今のこの2人では量産型Wと比べて腕が落ちるのは事実。
 これから向かう場所にBETAがいないというのは送られてきたデータによってすでに判明しているが、今日BETAがいなかったから明日もいないとは限らない。それがこの世界のBETAという存在なのだから。

「大丈夫、大丈夫。任せておけって」
「アウルがいるし、ま、シャドウミラーの名前に泥を付けないように頑張ってみるさ」

 アウルとスティングがそれぞれそう告げ、自信を覗かせる。
 チラリと式典に並んでいる者達の一画へと視線を向けると、そこではシャドウミラーの内政のトップとして並んでいるエザリアが心配そうに2人へと視線を送っていた。外見とは裏腹に、かなりの子煩悩だよな。
 実働班として並んでいるイザークに関して言えば、特に表情を変えている様子は無いんだが……ああ見えて身内に対してぶっきらぼうな態度を取る奴だ。心配していないという事はないだろう。

「では、これより出発準備に入る。担当の者はギャンランドに乗り込んでくれ」

 式典自体はそれ程長く掛かるでもなく俺のその宣言で終了し、早速とばかりにオウカ、スティング、アウル、技術班数人という今回出発するメンバーは、今回の任務に先立ちシステムXNとフォールド機関を追加されたギャンランドへと乗り込んでいく。
 それを見送る各国の代表達は複雑な表情だ。特にオルタネイティヴ4の総責任者でもある夕呼はどこか底のしれない視線を時折こちらへと向けており、隣に座っている霞がウサギの耳のアクセサリーをピョコピョコと上下させている。
 夕呼の放つプレッシャーにかなり混乱しているのだろう。
 他にもオルタネイティヴ4を支持している者達、特に欧州圏から出席している者達は一様に悔しさや怒り、あるいは無念と言った複雑な表情を浮かべている。
 それでも暴発していないのは、俺達シャドウミラーが移民に関してはともかくG弾の集中運用には反対の立場を取っているからだろう。
 そんなオルタネイティヴ4派とは裏腹にオルタネイティヴ5が手放しで喜んでいるのかと言えば、決してそうではない。
 G弾の件もあるし、何より結局アメリカは調査隊に自分達の国から人材を送り込む事は出来なかったのだ。
 さすがにG弾の実物やG元素をシャドウミラーに対して譲渡するのは選べない選択肢だったらしい。
 まぁ、それ
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