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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
三話〜サーヴァント、その力は
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予想できなかったぞ」
「あくまでチーム戦であることを利用させてもらっただけだ。1対1なら私が負けていたよ」


そう言いながらも、奴は『それでも負けはしない』と言いたげな顔をしていた。
だからこそ私もこう言ってやる。


「ならば明日続きをやるか?」
「……遠慮させてもらう」


食らいついてこない。どうやらランスとは違うようだ。


「フッ、やはりお前は奴とは違うな」
「アレと一緒にしないでくれ……」


げんなりとした様子でそういうエミヤ。


「なのはやティアナを抑えておく策がある、と言ったから奴の作戦に乗ったんだがな」
「奴の作戦はエリオに二人を狙わせることだろう。だが奴は私の目を舐めていたようだな。あの程度で隠した気になるなど甘い」


エミヤがそう言ったタイミングで、高町がこちらにやって来た。


「士郎君からの念話で場所が分かったから私がバインドで動きを封じておいたんだ。」
「今頃奴は驚いているだろうな……」




side キャロ


「……間に合いました!」


ランスさんの一撃は私が張ったシールドによって阻まれ、ヴィータ副隊長までは届きませんでした。でも、すごく重い一撃……二発は耐えられません……。


「おや、……お嬢ちゃん、やるなぁ」


それに、それだけでは終わりません。


「ディバイン………バスター――――!!」


私による威力強化付きのスバルさんの攻撃。これなら………!


「ふう、あぶねぇあぶねぇ」


と、思いましたが、効いてはいないようでした。


「効いてない!?」
「狙いはよかったが、もう少しだったな」


そんなランスさんを見たヴィータ副隊長は何かに気づいたように言いました。


「……槍の投擲による時間稼ぎか。でももうお前のデバイスのフレームはボロボロだろ?」
「確かにな。でもよ、ヴィータの嬢ちゃん。お前も満身創痍の二人をかばいながら俺とやれるか?」
「万全の状態じゃねえお前相手ならやれるさ」
「へっ、そうかい。なら……」


と、その時でした。


『シグナム副隊長チーム、脱落でーす』


「「「「え?」」」」


何が起きたのか、これでランスさんたちは脱落になりましたが……


「俺は食らってねーぞ?」


『シグナム副隊長が攻撃を食らいました〜』


この声は……シャーリーさんでしょうか。
それより、


「「あのシグナムがか?」」


ランスさんとヴィータ副隊長はかなり驚いています。


『さあ、残りはなのはさんチームとヴィータ副隊長チームで〜す。どちらも頑張ってくださいね〜』


私も気には
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