暁 〜小説投稿サイト〜
ウルキオラの転生物語 inゼロの使い魔
第3部 始祖の祈祷書
最終章 虚無
[14/14]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


あーもお!と叫んで、ルイズは操縦席から飛び出し、駆けだした。

ウルキオラの背中を追う。

デルフリンガーは、そんなルイズの後ろ姿を眺めて、大声で笑った。

「相棒を落とすのは、戦より大変だぞ!」




走りながらルイズは思った。

ウルキオラの背中を見つめていると、鼓動が速くなる。

頭の中が白くなる。

ヘンなの。

なによばか。

そんなにあの子がいいわけ?

そりゃ可愛いかもしれないわ。

お料理も得意だし、男の子はそういう子がいいんだってことも知ってるわ。

でも、私だって。

私だって……。

始祖の祈祷書も、虚無の系統も……、この瞬間はルイズの頭の中なら飛んでいた。

とにかく、走り出したら追いかけないと、置いてかれてしまう。

でも、それなら……、自分は追いかけ続けてやる。

どこまでも追いかけて……、振り向いた瞬間、思いっきり抱きついてやると、ルイズは思った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ