暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第四十八話 うまい話には裏がある
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そして、無事に干物にされそうになった女子陣を救い出し、どうやらコカトリモンとアカトリモンに漬物石にされていたチビモン達も復活すると同時に、デジモン達は火事場泥棒上等、ありったけの食料を豪華客船から掻っ払って、子供達と合流した。






























夢のような客船を後にし、一行は再び炎天下の砂漠を進んでいた。
ボーッという低い音に、子供達は足を止めた。
ルカ「ん?」
そして背後からの音に振り返る。
そこには、一行に迫り来る巨大な船の姿があった。
全員【うわああああああっ!!!!】
驚いた10人と10匹は、無我夢中で駆け出した。
フェイト「何で動いてるの!!?」
ユーノ「さっきの攻撃で誤作動を起こしたのかな…?」
ひたすら走って逃げるしかない子供達に、船は確実に近づいてくる。
もう駄目かと思われたそのとき、またも巨大サボテンが熱気に揺らいだ。
その根元には影…本物だ!!
子供達を追うしか頭になかった船は避けきれず、サボテンに激突。
豪華客船は空高く跳ね上がり、遥か上空で爆発した。
賢「蜃気楼じゃなかった…」
あんな大きな船がぶつかったというのに、平然と立っている巨大サボテン。
呆然としながら見ていると、サボテンの頭に鮮やかな桃色の花が咲きはじめた。
愛らしいそれがゆっくりと開くにつれ、アリシアのD-3がちかちかと明滅する。
アリシア「あ…っ」
開ききった花の中から、石盤が光を放ちながら浮かび上がる。
アリシアの紋章がD-3に収まったのだった。
賢「これで6つ目…か…」
これで6つ目の紋章が揃った。
残る紋章は…4つ。

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