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新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
1巻
新たな学園生活
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事となった。

「ここが俺と織斑兄妹の教室だ。新しい教室で不慣れにはなるがすぐに慣れるさ、成瀬もいるのだから。それとクラス委員長は真面目な奴だし、担任の俺だっている。何か問題が起きた時は蒼太さんと沙紀さんが何とかしてくれると思ってます。既に学校についてはスキャン済みだと知っているんで、それじゃ入るぞ」

兄妹とかは普通分かれるはずだが、学校側が気を利かせてくれたようだ。そう言って、担任の坂崎が教室の中に入って行きその後に一真と深雪も続く。蒼太と沙紀は教室の後ろから教室に入って行ったので雰囲気がカオスな状態となった。噂の転校生が来るという情報を仕入れていたのだろうけど、護衛も入る事になるというのはさすがに仕入れてなかった様子だった。黒板の前に立つと、クラス全員の顔を見渡せる事が出来ているが男子も女子もカッコイイ俺とまるでお嬢様のような深雪の容姿に魅入られていたようだった。教室中の視線が俺と深雪に集中されるが、男子も女子も落胆はしなかった。

『お兄様、澪と同じ窓際の列で一番前の女子はもしかして?』

『ああその通りだ、野中柚希だ。勇者の一族の一人で、俺がまだ勇者の里出身と偽りの記憶を紛れ込ませた分身体では幼馴染と言ったところだな。たぶん澪の監視者だろうな』

あれが分身体での情報があった幼馴染という事か、あちらは俺がまだ東城刃更だとは知らない様子であった。透き通る氷のような雰囲気を出し、澪とはタイプが違うが美少女のようだ。だけど黒髪でロングで大和撫子のような深雪の容姿には勝ったと俺は思っているけど、一番後ろで空いている席が俺と深雪の席のようだった。クラス委員長があいつならば俺らにも興味は持ってくれたかもしれない。

「さて、見ての通り外国からの転校生だ。・・・・父親が大企業である蒼い翼所属している者なので、必然的に織斑の護衛者が後ろにいるがあまり気にしない方がいいぞ。という事で織斑兄妹、自己紹介を」

「「はい」」

黒板に字を書く俺と深雪は書いた後にクラスメイトを見た。

「織斑一真です、元々生まれが日本なのですが外国だと飛び級をしていました。勉強やスポーツも得意なので、分からない科目があれば教える事も出来ますのでよろしくお願いします」

「織斑深雪です、お兄様と同じく日本生まれ日本育ちです。分からない事がありましたら気軽に話しかけられると兄も助かるのでよろしくお願いします」

二人とも自己紹介をした後に、二人でおじぎをしたのだった。俺には男女の視線があったが、深雪には特に男子の視線が強かった。歓迎のムードとなったので、それから質問タイムとなったが他愛のない事だらけだったので、少し緊張していたが最後に俺からの一言で後ろを向いた生徒たち。

「教室の後ろにいる護衛者は、必然的に俺と深雪の護衛者です。男性が蒼太、女
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