暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
幕引き〜
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「・・・来る!」

ヴァンの姿が一変する。

「とうとうその力を使ってきましたか。・・・それでも勝つのは私ですが・・・!」

「く、負けませんことよ。私の矢であなたを奈落の底へ追い落として見せますわ!」

「へっ、撃ちがいがあるぜ。弾切れなんか気にしてられないな!」

「ジゼルを、アリエッタを・・・そして詠を利用していた奴に負ける訳にいくかよ!!」

『その通りッス!オイラと咲さんのコンビは無敵ッスよ!』

「心強い仲間がいるな」

「そうです。みんなはこんな俺をずっと助けてくれた・・・みんなの為にも負けられない!いや、俺という存在にかけて負けない!」

「兄さんがローレライの力を使うとき、隙ができる。それをわかっていて使わざる状況に追い込んでいるのはルークよ。兄さんがずっと認めようとしなかったルークなのよ!ルークは・・・いいえ。私達は負けないわ!」

「・・・確かに、私にこの力を使わせたことは褒めてやろう。だが、それもここまで」

ヴァンが更に力を溜める。

「さらばだ・・・ルーク!」

「Aモード・・・解放!」

俺は闇を高め、姿を変える。

「ハァァァァ!」

カキキキン!

ダダン!

ガッ!

ヴァンと高速で斬りあい、銃を撃つが、ヴァンはそれをことごとく回避していく。

「ぬん!」

「っ!?」

ガキキン!

それどころかどんどんと俺が押されていく。・・・これがローレライの力・・・!

「だったら・・・ウオオォォォ!!」

闇を一気に解放する。

「ダークネスバインド!」

ヴァンはそれに合わせ、力を解放する。

「ローレライの力・・・受けてみよ!エンシェント・レクイエム!!!」

ガガガガッ!

力と力のぶつかり合いは・・・ローレライの力が圧倒的だった。

「がぁぁっ!?」

力に呑まれ、地面を転がる。


「ぐ、く・・・なんて、力だ・・・」

「サキ!しっかりしなさい!」

「大丈夫だっつの・・・くっ・・・」

何とかAモードは解除せずに済んだか・・・

「・・・」

俺は銃を見る。

「みんな・・・力を貸してくれ・・・!」

俺はジェイドから使うなと言われていた・・・譜術を使用する。

「(アリエッタ・・・!)これで・・・イービルライト!」

闇の光線がヴァンに当たる。

「なに!?」

「まだだ!」

ジゼル・・・頼む!

「プリズムバレット!オオォォォォォ!」

続いて光の光線。俺は銃を空間に投げ入れ、ユキアネサを取り出す。

「(詠・・・一緒に、行こう!)・・・ラスト!魔神・・・煉獄殺!!」


ズバァァン!!

完全に力を出
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