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俺、同類と出会います
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う確定ではないだろうか?
いや!もう少し続けて見よう…。
「俺を愛していると…言ってみろ!」
「愛します!一生何処までも!ついて行……き……ま………」
ん?何故止める?何処向いてんだよお前……え?後ろ?
何なんだよいった………い?
「アイエエエ!?スグハサン!スグハサンナンデ!?」
天海の言葉が止まり、更には俺の後ろに目線を送っている。
俺か振り返るとそこには真っ黒なオーラを放出した直葉が立っていた。
「優一君……今、愛しますって……」
「ち、違っ!これは…」
ヤバい。これは修羅場と言うやつに違いない。
たが、相手は俺、男だ。
このままでは良からぬ誤解が生まれ俺はゲイのレッテルを張られること間違いない。
そんなの嫌すぎる!
「これはネタなんだ!最近流行りの『僕と賃拳の伝承』って言うアニメのネタでだなぁ!」
「そうそう!これは仲間が出来た事の喜びが大きくて生まれてしまった誤解なんだよ!」
「ふぅん々…そのアニメ……何時やってるの?」
「「え……」」
ヤバい……このアニメは前世の世界で放送されていたもの……。
この世界では見たことすらない!
「じ、実はもう完結しちゃって見れないんだよ!」
「あーうん!そうなんだ!いやぁ、残念だなぁ!」
「動画投稿に出されてるよね?後で調べて見よう…」
「「嘘つきましたぁ!」」
もうダメだ。打つ手がない!
最悪の場合はあの禁じ手、”忘振破衝撃”を使うしか……!
「……そうだよね。
うん、分かってた……。私に彼氏が出来るなんて上手く行きすぎてるって、そう思ってた……」
「いや、だからこれは…」
「いいの!そう言う趣味を持った人が居るってことは知ってるんだから!
お母さんに教えてもらったし!」
何教えてんだよ桐ヶ谷母ぁ!?
教育上よろしくない展開を産み出しているんだぞぉ!?
「だがらもういいの!さよ「忘振破衝撃ぃ!」――――」
「直葉ぁぁぁぁぁ!!」
――――ああ、なんと非常な世の中なのだろうか。
そう思わずにはいられない俺だった…。
「直葉ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
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