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転生とらぶる
マブラヴ
0867話
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ついて話し合っていたとかなんとか。
 ちょっと面白いところでは、アラビア半島にいたのはそれなりに長時間になった為に軽食や飲み物の類を出したのだが……かなりの勢いでそれを消費したということか。
 国連に連れられてきていた者達なんだから、天然物の食べ物には飢えている訳ではないだろうと思っていたんだが。
 だが、まさかそれが原因だという訳じゃないよな。

「理由はともかく、観戦武官を誰にするかはその国々の判断だ。俺達が介入すべきことじゃないか。……それに、機体や食料品といったものを俺達から輸入している以上、向こうにしても迂闊な真似は出来ないだろうしな」

 それを知った上で妙な事を企んだとするのなら、こちらもそれ相応の態度を取るだけだ。
 特にアメリカ辺りはこの前のキリスト教恭順派の襲撃に関してもそうだが、生半可に国力が大きいからか色々な勢力の暗躍を許してしまっているんだよな。
 今回もその辺が関係していなければいいんだが。

『それとまだ検討の段階ですが、こちらに派遣する観戦武官の他に日本海に空母を派遣するという話も出ているようです』
「……まぁ、鉄原ハイヴの位置を考えれば特に問題はないだろう。日本海に関してはアメリカは日本の同盟国なんだから許可も得やすいだろうし」
『そうでしょうね。向こうにしてもそれを見込んでの行動でしょうし。……ただ……』

 呟き、言葉を止めるレオン。
 言ってもいいかどうか。それを迷っている様子だ。

「何だ? 構わないから言ってくれ」
『はい。……実は、その派遣される艦の中にテイラー大将が入るという情報がありまして』
「テイラー大将? 聞き覚えが無い……いや、どこかで」

 確かバーナード星系の件を打診された時に大統領と一緒にいたな。

『アメリカ軍の大物です。いえ、それは別に構わないのですが、この人物はいわゆる強硬なG弾信者という奴でして』
「……ほう、なるほど」

 G弾論者で、しかも大将という階級。そうなるとオルタネイティヴ5推進派の中でもかなりの大物だという事だろう。そんな人物が、G弾は欠陥兵器だと指摘している俺達シャドウミラーのハイヴ攻略戦闘を見に来るか。
 向こうにしてみれば自分達のG弾を使ったハイヴ攻略作戦に駄目出しをした俺達シャドウミラーが、本当にハイヴ攻略を出来るのかどうかを確認に来るというのが強いんだろう。……さすがに俺達がハイヴ攻略をしている時にG弾を使ったりはしないよな?

「そのテイラー大将とやらはどんな人物だ? 俺達を邪魔に思っている様子はあるか?」
『その辺はあるでしょうね。シャドウミラーがG弾を欠陥兵器だと認識しているというのは、現在他の国々に対しても知られている情報です。G弾信者としてその辺は絶対に許せないでしょう』
「なら、俺達がハイヴ
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