第5話 優しき背中
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上昇した。
俺は嫌な予感がした。
「封印解除!」
俺はドラゴンウイングの鱗を外して神速ドラゴンウイングに変えた。
ーサーニャー
私は3人から離れてネウロイのターゲットを私にするようにした。
そして紫色のビームが私に向かってきた。
「ダークネスフィンガー!」
そう誰かが私の前に立っていた。
それは宮藤さんと同じ扶桑の魔法使いの黒鋼さんだった。
「黒鋼さん!」
私は黒鋼さんが片手でネウロイのビームを防いでいるのに少し驚いた。
「っち!」
黒鋼さんは私を横に突き飛ばした。
その瞬間ビームの威力に負けた黒鋼さんはビームが体を貫いた。
黒鋼さんの体から血が大量に出ていた。
「黒鋼さん!!!!」
私は涙を流しながら黒鋼さんに近づいた。
「大丈夫か?」
黒鋼さんは笑顔で聞いた。
「黒鋼さん何で!」
私は黒鋼さんに聞いた。
「お前を死なせるわけにはいかない!お前の帰りを待っている両親のために守っただけだ」
そう黒鋼さんは言った。
「黒鋼さん!」
宮藤さんとエイラが来た。
「お前何やってんだよ!」
そうエイラは黒鋼さんに言った。
「今まで守れなかったのに今さら守るなんて都合が良すぎたみたいだ」
そう黒鋼さんはふらつきながら飛んでいた。
そして両肩にロケット砲を装備したままネウロイがどこから来るか考えていた。
「芳佳!悪いが体を支えてくれ」
そう黒鋼さんは宮藤さんに言った。
「はい!」
宮藤さんは黒鋼さんの体を支えた。
「サーニャ一斉発射するぞ!」
そう黒鋼さんは言った。
「はい!」
私は黒鋼さんの照準を合わせた。
黒鋼さんはロケット弾を全弾発車した。
そのロケット弾はネウロイに直撃した。
「トドメだ!アブソリュートゼロ発射!」
黒鋼さんの体から氷の塊がネウロイに直撃した。
ネウロイは氷の塊を喰らって跡形もなく消滅した。
そして宮藤さんとエイラと私は喜んでいた。
しかし黒鋼さんは魔法力が尽きたのかそのまま海に向かって真っ逆さまに落ちた。
私は間一髪のところで黒鋼さんをキャッチした。
ー龍牙ー
目が覚めると俺は医務室で眠っていた。
「目が覚めた?」
そう聞いてきたのはミーナだった。
「長い夢を見てた気分だ!」
そう俺は言った。
続く
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