第5話 優しき背中
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」
俺はそう言ってサーニャの体を見ていた。
13歳の割にきれいな肌をしていた。
「サーニャちゃんて肌白いよね」
そう芳佳は言った。
「どこ見てんだ!」
そうエイラは言った。
「黒い服着るから逆に目立つよね」
そう芳佳は言った。
「サーニャをそんな目で見んな!」
そうエイラは大声で言った。
俺はその会話を聞きながらサーニャをずっと見ていた。
〜川〜
俺は川で新しい技を考えていた。
「RGビルドナックル!」
俺は拳に光を集めてそれを水切りをするようにして打ち込んだ。
ドパーン。
水は10mも水柱が立った。
俺はそのまま体にオーラを身に集めてそれを海に向かって放った。
「う〜ん違うな」
そう言って俺はまた片手に力を溜めた。
すると後ろから誰かの視線を感じた。
振り向くとサーニャとエイラと芳佳が見ていた。
「何やってんだ?お前ら」
俺は聞いた。
「えっと黒鋼さんが何かしてるのかなって思って」
そう芳佳は言った。
「それで見てたと」
俺はそう言って空を見ていた。
「俺は先に着替えるからお前らも早く終われよ」
そう言って脱衣所に向かった。
〜夜〜
俺は空を見ながら銀竜を磨いていた。
「お待たせしました」
そう芳佳は言った。
「遅いぞ」
そう俺は言った。
「あの、黒鋼さん」
サーニャは俺に近づいてきた。
「どうした?」
俺はサーニャに聞いた。
「黒鋼さんのお父様とお母様は?」
サーニャは聞いてきた。
「死んだよ随分前にな」
そう言って俺は背中にドラゴンウイングを生やして空を飛んだ。
〜空〜
俺は辺りを見ながらサーニャ達の話を聞いていた。
「ねえ、聞いて今日はね私の誕生日なの」
そう芳佳は言った。
「何で黙ってたんだよ」
そうエイラは聞いた。
「私の誕生日はお父さんの命日でもあるのだから言えなかったんだ」
そう芳佳は言った。
「俺も今日が誕生日だ」
そう俺は3人に言った。
「お前もかよ」
そうエイラは言った。
「まぁな」
そう言って俺はドラゴンウイングを羽ばたかせて空を見ていた。
するとインカムから歌が聞こえた。
これはラジオの音だ。
「やれやれ」
俺は空を見ながら辺りを警戒していた。
「ん?」
俺は雲の中から何か嫌な気配を感じた。
「どうしたんだ?黒鋼?」
エイラは聞いてきた。
するとインカムから別の歌が聞こえた。
俺はそれがどこから聞こえるのか気配を探った。
「ネウロイの本当の目的は」
俺はサーニャを見ながら言った。
「私…」
そうサーニャは言った。
「ネウロイがいるのか!」
そうエイラは聞いてきた。
「3人とも動かないで!」
そうサーニャは言った。
サーニャ上へいきなり
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