第2章 風神竜と謎の男
第9話 風神竜の帰還
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ロ召喚!レベル7、《ジュラック・ギガノト》!!」
火柱が収まった時にそこに立っていたのは、先程の四足歩行の恐竜ではなく、強靭な下半身と鋭い鉤爪を持つ、真っ青な体で二足歩行の恐竜だった。
《ジュラック・ギガノト》
☆☆☆☆☆☆☆ 炎属性
ATK/2100 DEF/1800
【恐竜族・シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の『ジュラック』と名のついたモンスターの攻撃力は、自分の墓地の『ジュラック』と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。
「すっげぇ……これがもう1体のシンクロモンスターか!」
「驚くのはまだ早いよ!《ジュラック・ギガノト》は、自分の墓地のジュラック1体につき、自分のジュラックの攻撃力を200ポイントアップさせる!僕の墓地のジュラックは3体、よって、ギガノトの攻撃力は600ポイントアップだ!」
《ジュラック・ギガノト》
ATK/2100→ATK/2700
「なっ、攻撃力2700……!?」
「バトル!《ジュラック・ギガノト》で、《風纏う騎士 デルフォイア》を攻撃!ダッシュ・インパクト・チャージ!!」
《ジュラック・ギガノト》が、その強靭な足腰を活かした素晴らしいスプリントで、《風纏う騎士 デルフォイア》に迫る。
「そうは行かない!リバースカード《大旋風》発動!鳥獣族が2体以上いる時、攻撃を無効にするぜ!」
「悪いけどそれは読んでるよ!カウンター罠発動!《魔宮の賄賂》!」
《魔宮の賄賂》
カウンター罠カード
相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
相手はデッキからカードを1枚ドローする。
「なにっ!?」
「《大旋風》の発動を無効にして破壊!そして、《ジュラック・ギガノト》の攻撃は止まらないよ!」
《ジュラック・ギガノト》の全力の突進が、《風纏う騎士 デルフォイア》に襲い掛かる。
重い鎧で身を固めているはずの騎士が、その体を宙に舞わせて、そのまま消滅してしまう。
「デルフォイア!?」
南雲 遊雅
LP/4000→LP/3900
「《魔宮の賄賂》の効果で、遊雅はカードを1枚ドローしていいよ」
効果に従って、遊雅はデッキからカードを1枚ドローする。
「僕はリバースカードを1枚セットして、ターンエンド!」
「へっ、やるな秋弥!まさか1ターンでデルフォイアがやられるとは思わなかったぜ!俺のターン、ドロー!」
お互いに1歩も譲らない攻防戦。
果たして
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