第四十七話 合成
[1/6]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
旅を続ける子供達。
チビモン達に見送られ山を降り、しばらく歩くとその先には砂漠地帯が広がっていた。
歩いても歩いても、砂と地平線と流れる雲以外何も見えはしない。
大輔「暑いな…」
アリサ「本当…」
賢「しかし、これで僕達の紋章とアリサの紋章を合わせて3つか」
賢が自分達が所有している紋章を数える。
自分達は10人なので…。
賢「後、7つか」
なのは「先はまだまだ遠いね」
ユーノ「気長に探すしかないよ」
溜め息を吐くなのはにユーノは苦笑する。
大輔「ようやく成熟期に進化出来たけど。ブイモンは純粋な古代種だから、進化しづらいんだよな…」
最初の課題である成熟期への進化はウィルス種の現代種のエクスブイモンになることでクリアした。
しかし、完全体ともなると、それはかなり困難になる。
古代の因子を宿していたというだけで成熟期、完全体への進化が他のパートナーデジモンより遅れてしまったパタモンのように。
フェイト「紋章がある大輔と賢とアリサは紋章を使った進化が出来るんだよね。」
アリシア「エクスブイモンやスティングモン、ファイラモンより凄いデジモンになるってことだよね?」
大輔「何か想像出来ないけどな」
ようやく成熟期への進化を遂げたブイモンだ。
多分、完全体への進化はかなり後になりそうな気がする。
大輔「…間違っても早まった真似はするなよ。紋章を使った進化はデリケートらしいからな」
アリサ「分かってるわよ」
サーバ大陸の強敵を早く倒さねばならない。
そのためには紋章を使った進化が必要。
しかし万が一失敗すれば制裁が待っている。
すずか「進化に失敗したらどうなるんですか?」
すずかが大輔に尋ねる。
大輔「詳しいことは知らない。でもかなり最悪の事態になるそうだ」
フェイト「私達も紋章を手に入れなきゃ…」
チビモンを抱き締める腕に力が入る。
ルカ「あっ」
ルカが声を上げた。
自身のD-3が反応しているのだ。
チビモン[フェイト、D-3が光ってる]
フェイト「私の紋章が近くにあるのかも!!」
その言葉に素早く反応した大輔が、辺りを探る。
近くに何か古めかしい建造物が見えた。
かなり大きい。
ルカ「きっとあそこに紋章があるんだ……ん?」
砂に埋まった黒いケーブルを見遣る。
ルカ「何でこんな所にケーブルが…?まあ…いいや」
ルカは気にせずコロッセオに向かう。
だがそのケーブルは、エテモンの……。
エテモン[ストーップ!!!!]
モノクロモンに牽かせた笑天門トレーラーを急停止させ、エテモンはパソコンを弄る。
エテモン[アチキのネットワークに反応があったわ!!L7エリア……コロ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ