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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-3 転機の連続
Story3-5 ユニークスキル
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れ!」

「俺のは〔ライトスピード〕軽くて鋭い、いい剣だ」

「私のは〔ツイストスリット〕片手細剣……?」

「どう?」

「とてもいいんだけど、こんなに強い武器もらっていいのか?」

「これ、結構使えるよ?」

「十分に使ってね。それが一番の願い」

「ありがとな」

「でさ、早速スキル使ってみたら?
基本技ぐらいならあるでしょ?」

「もしかして、それが目的?」

「あ、バレた?」

「うん。すぐわかった。顔に書いてある」

「まあ、いいじゃない。じゃあ、私からね」

フローラは細剣スキル5連撃技〔ストラサークル〕を繰り出した。

「片手細剣、面白いな。
細剣スキルと片手剣スキルについたLinkマークは多分こういうことだろう。

よし、じゃあ、次は俺だ!」

アイテムストレージからアニールブレードを5段階強化した剣、ゼロニティストライクを取り出す。

俺は両手に意識を集中させた。

「らぁぁぁぁぁっ!」

俺は高速で連二刀流スキル12連撃技〔バスター・ライドエンド〕を繰り出した。
これで初歩技なんだから驚きだ。







俺の技を見たフローラは唖然としていた。

「は、速い!私が見たプレイヤーの中で一番速い!
凄いよ!シャオン君!」

「あはは、サンキューな、フローラ。

でも、こういうスキルは人目のないところで特訓した方がいいよな」

「そうだね。

あ、もう日が暮れてる」

「帰らないとな」

「じゃあ、また来てね」
















◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆















帰り道

俺たちはリズベット武具店をあとにしていた。

「どんなスキルなのかは今後使ってみないと分からないよな………


そういえばフローラ、最近髪結ばないな」

「あ………うん。

ちょっと、イメチェンのつもりなんだけど………」

「似合ってるよ。てか、個人的にむしろそっちの方がいい」

「ほ、ホント!?」

「嘘、と言ったら?」

「怒る!」

「嘘つくわけないだろ、ホントだよ。


んじゃ、とりあえずここまでだな。

帰り、気をつけて帰れよ」

「そんなに私無用心じゃないよー。



そんじゃ、またね」










こうして俺の1日が終わった。
















Story3-5 END
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