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大陸の妖精
楽園の塔
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ナツ「が(な)・・・がんが(なんだ)!?こんごわ(こんどは)!!!」


ハッピー「ナツー!!ドコー!!」


「グッナイ、ボーイ」


かくかく男がそう言った後、一発の銃声音が響いた






ルーシィ「な・・何コレ!?暗っ!!!」


エルザ「何が起きた!!?」


エルザ達が慌てて辺りを見渡す


ある程度の時間が経った後、辺りが徐々に明るくなる



エルザ「ショウ!?」


ショウ「こっちだよ、姉さん」


辺りが完全に明るくなった後、ショウがエルザの前に姿を現しその場にカードをパラパラと落とす



ルーシィ「ええっ!?人がカードの中に!?」


落とされたカードの中には先ほどまでその場に居た観客やカジノ従業員が閉じ込められていた



ショウ「不思議?オレも魔法を使えるようになったんだよ」


エルザ「魔法!?・・・おまえ一体・・・」


ショウ「ククク・・・」


怪訝そうな表情でショウを見つめるエルザ


すると突然ルーシィの背後からチューブのような縄が伸びてきて、ルーシィの身体を強く縛り付ける



ルーシィ「うっ・・な・・何これぇ!!?」


「みゃあ、元気最強?」


チューブを操っていたのは猫耳をつけた少女だった



エルザ「ミリアーナ!?おまえも魔法・・を!?」


ミリアーナ「久しぶりー、エルちゃん」


エルザ「何をしている!?ルーシィは私の仲間だ!!!」


ミリアーナ「みゃあ、仲間?」


ショウ「僕たちだって仲間だったでしょ?姉さん」



エルザ「う・・ああ・・・」




ショウ「姉さんがオレたちを裏切るまではね」




ショウが生気のない目でエルザに言い放つ


するとエルザは震えながら無言で自身を抱き締める



「そうエルザをいじめてやるな、ショウ・・・ダンディな男は感情をおさえるモンだぜ」


エルザたちの前に先ほどナツと争っていたかくかくの男が現れる



「すっかり色っぽくなっちまいやがってヨ」


エルザ「そ・・その声は・・・ウォーリー?」


ウォーリー「気づかねえのも無理はねえ、狂犬ウォーリーと呼ばれていたあの頃にくらべて、オレも『まる』くなったしな」


エルザ「お前も・・・魔法を・・・」



巨漢「驚く事はない、コツさえつかめば誰にでも魔法が使える・・・なあエルザ」


エルザ「シモン!?」


今度は先ほどアルトたちと争っていた巨漢が姿を現す



ルーシィ「エルザ・・・こいつら何なの!?姉
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