宗教は大きな河に似ている
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
か良いセリフはないものか・・・
オレも身構え、小刀を鞘にはめたまま持ちなおす
「ならオレは???火葬してやるよ」
どうだ!?
「アホか」
ソラの後ろから走ってきたシナイちゃんが、オレにダイナミックエントリーを喰らわせる
やめてマスクが吹っ飛ぶ!
ずれそうになったマスクを直し、抗議の意味を込めて睨みつける
「態々ドヤ顔してまで言うセリフか!」
マスクをしているのにどうして表情が分かるんだ
「まじらず上忍、お話は終わったのですか?」
「ぐだぐだになった」
なにしたの!?
「ぐだぐだにした、の間違いだろう」
「地陸さんを茂みに連れ込んだと思ったら・・・泣いてましたからね」
先生を追い掛けて2人と1人の僧・・・多分地陸が歩いて来る
地陸はソラを小突いて、諍いを起こそうとしたことを叱っている
親子っぽいな、血縁関係でもあるんだろうか
地陸に引きづられてソラは強制的に頭を下げられた
「寺の者がケンカを吹っかけたようで・・・申し訳ない
ほら、ソラ!
お前も謝りなさい」
「けっ
誰がこんな餓鬼に頭なんぞ下げるかよ!」
「鶸茶は19歳だ」
あ、ちょ、シナイちゃんあえて黙っていたのに・・・!
「「「「!?」」」」
四人が一斉にオレを見る
サイ、お前も知らなかったのか
教えてなかったか・・・?
地陸に至っては二度見芸を披露してくれた
そうか・・・オレはそんなに子供に見えるんだ・・・
「何故根の構成員の個人情報を・・・!?」
あ、サイの驚きはそっちか
「まじらず上忍に常識は通用せんぞー」
そう・・・この人に常識は通用しない
空中浮遊どころか空も駆けるし、幻術はノリで解くし
無意識に根の結界内に入り込んでたり、ゆで卵を灰燼に帰すお方だ
実名は伏せて語った事があるだろう?
「・・・あぁ・・・例の・・・」
「シナイだからなぁ・・・」
「例のって何!?ガイの生温かい目やめて!」
「何度シナイの無茶に巻き込まれたことか・・・懐かしい、これぞ青春!」
「私の無茶!?それこそお前の無理に何度付き合わされたか忘れたのか!?」
「勿論覚えているぞ我が友よ!」「と、ともだーち!?」
・・・シナイちゃんが、ノリに負けた
良い年こいた2人がハイタッチしながらテンション上げていく
先生、お願いだから戻ってきて
貴方までそっち側に行ったらカカシ先生がエライ苦労するんです
ガイ班も途轍もなく苦労する
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ