宗教は大きな河に似ている
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2人の手料理を独占して、ダンゾウ様に見せつけてやる
とりあえず今は・・・
地陸さんの手をとり、ガイ達の元へ戻り???
「ガイぃぃぃぃっ
私の知らない所で話が膨れ上がってたぁ・・・!」
やつあたりのダイナミックエントリー
無言でかわされ、そのまま踵落としを喰らわされる
痛い
「・・・! これが拳の語り合い・・・!」
サイが何かに感動していた
◇◆◇コン◇◆◇
頭痛薬を飲んでしばらく
ようやく効き目が表れ始め、痛みが治まってきた
ソラと名乗った少年も同じように痛みが治まったらしく、ちょこちょこ話し掛けてくるようになった
「お前さぁ、そのマスク何なんだよ?」
ソラに先導されながら本堂へと歩く
「一応これでも暗部見習い・・・見習いでして、素顔を晒すわけにはいきません」
根で修行中だから・・・暗部見習いの見習いという立ち位置で良いのだろうか
「・・・だからってそれは・・・不気味」
「・・・あぁ・・・みんなのトラウマだからな・・・」
ひかれてしまったが仕方ない
懐かしいぜ赤緑兄弟・・・どうせオレは乗り捨て恐竜で緊急脱出できないヘタレゲーマーさ・・・
「ソラは火ノ寺の僧なのですか?」
「あぁ、そうだ・・・といっても、お前と同じように見習いなんだけどな」
「なら見習い同士、仲良くしましょう」
そう言って手を差し出す
こんな寺で1人だけ若かったら友達も出来ないだろう
オレの方が年上だけれど、年が近いと言えば近い
交流を広げるのは大事だ
戸惑ったようにきょろきょろと周囲を確認して、小声で囁かれる
「・・・オレはこの寺で浮いてる
そんなオレと仲良くしようだなんて・・・やめておけ」
拒絶、なのだろうか
寺で浮いているといった彼はどこか寂しげで、遠い記憶を思い出すように空を仰いでいる
・・・無理やり手を握り締め、握手する
「良いかソラ
仲良くしようと言われたら、素直にうんと言うんだ」
お兄さんからの忠告だ
「お、おう
・・・って、だ、誰が木の葉の忍なんかと仲良くするかよ!」
手を振り払われる
ありゃ、本気で仲良くしたくなかったのか
「てめぇ餓鬼のくせに年上ヅラしやがって・・・気に入らねえッ
戒名つけてやるッ」
いつのまにかかぎ爪を装着し、臨戦態勢をとるソラ
・・・多分な、ソラより年上だわオレ・・・
しかし戒名つけるとは・・・うーんオレも何
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