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〜転生者物語〜 ジークジオンな士官
11話 失い、手に入れる後編
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こえた気がした。

ユウヤ[チクショオオオオオオオオオッッッ!!!!!]

そこで俺は…俺の意識がシャットダウンした・・・・・

ーーーネェル・アーガマーーー

ピッ ッ……この音は!?

クリス[…うっ…くっ……ユウヤ機……ロスト…うっうっ…うわぁぁぁん!!]

そんな…一騎当千のこの部隊のパイロット二人が……この短時間に、命を散らしたというの!? だけど、悪い知らせは終わりじゃなかったわ。

ゼクシオン[大変です!! 3時の方向に敵部隊、数は…MSだけで20機はいます!!]

デミックス[うっそ〜ん!? まじぃ!!?]

MSが20機!! いくらこの艦が最新式でも、MS20機の集中砲火には耐えられないわ!?

タテナシ[対空戦闘用意!! ミノフスキー粒子散布!! ミサイル[レーヴァテイン]射出と同時に、右舷左舷の[マスタースパーク]放つよ]

しかし、いくらなんでも、中二臭くない? この名前。

デミックス[へいへいのほ〜い] パチッパチッ、ピピッ

……相変わらずミサイルと主砲の、安全装置を外すのは無駄に早いんだから。 サボリ魔じゃなかったら、もう少し出世できるのに、 もったいないわね。

タテナシ[艦を敵MS部隊に向けて、ラクスの合図で一斉発射よ!!]

全員[[[了解!!]]]

じっくりと…しかし、確実に向いていく。 艦が前を向いた瞬間━━

ラクス[今ですわ!!]

タテナシ[ってぇ!!]

私の合図と同時にミサイルとメガ粒子砲が放たれ、時を置かずに小さい火球が上がった。 ミノフスキー粒子が渦まいてるから、レーダーは使えないけど…何機か落ちたわね。  よし。

タテナシ[主砲[グングニル]を発車用意!! 出し惜しみはしないわ、一気に片を付ける!!]

デミックス[りょうかぁ〜い]

グングニルとは、メガ粒子砲の上位に位置するマグナム粒子砲? そんな名称の粒子砲らしくて、アスカ曰く・・・

アスカ(マグナム粒子砲とはビームサーベルを含んでおり、ビーム自体に当たらなくてもそのビームサーベルに当たった瞬間…ボカン)

タテナシ[・・・・・ビームライフルに転用しないでほしいわね]

苦笑いがでるわ。

タテナシ[しかし、よくメカ粒子砲が飛んでくるわね…戦艦が沢山いるのかしら?]

といってもこの部隊には、腕のいい操舵士がいるから黙視でも被弾率0だけど。

デミックス[発射準備完了。 いつでもいけますよ?]

私はアイアンディティである[発射]と書かれている扇子を振り上げて、

タテナシ[うてぇぇぇ!!]

マグナム粒子砲が……?

タテナシ[出てないけど…]


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