11話 失い、手に入れる後編
[6/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
たんだな、いっつもここらへんは、戦場になるからよくみてなかったんだな。
ヤマグチ[さっ…さっさとするか]
なんだか急に恥ずかしくなり、頬を掻こうとして、またヘルメットに邪魔された━━カッコつかないな━━そう思い微笑みかけたその時・・・ジムキャノンUの頭部から腰に駆けてビームが貫いた。 後ろを振り向いた瞬間━━オレハシヌ━━そう察した。
ヤマグチ[連邦ぅッッッ!!!!]
呻きながら、コックピットのフチを叩いた瞬間。 ホノオニツツマレタ。
ーーーユウヤーーー
クリス『そんな…ヤマグチ機ロスト…』
パトリック[マジかよ……あのヤマグチが、撃たれたのかよ…]
キリガクレ[馬鹿野郎!! 悲しむのは後だ、気を強くもて!!]
ヤマグチが撃たれたのを聞いて、動きが鈍るパトリックの赤いバウを援護する形で、接触通信で渇を入れるキリガクレのジムストライカーカスタム。
其を眺めていた俺は━━レバーを強く握り絞めながら━━ナニカガキレタ
ユウヤ[・・・・・・・コロス]
俺はレバーを後に引っ張り、ペダルを強く踏み込みながら、その戦線から離脱した。 ミノフスキー粒子の圏内から出たとたんに、母艦から通信がはいるが其を無視する━━もう頭の中にはコロスの3文字以外なかった━━スラスターを最大限まで吹かしてるから、もう視認できる距離まで近付けた。 …よし、ついてるぞ。 まだ気づいてはいないな。 レバーのスイッチ部分を操作し、シールドをパージし、ヒートソードの熱量を最大限まで上げる。 流石はアスカが作り上げたヒートソードだ、これならルナ・チタウムだって切り裂けるな。 そして、その瞬間はきた。
ユウヤ[死ねぇぇぇぇぇぇッッッ!!!!]
雄叫びを上げながら一気に切り裂く…ハズだった。 其なのに、なんでシールドに阻まれてるんだ? 気づかれてはなかったはずだ━━ナゼ━━その疑問は接触通信で相手のパイロットが教えてくれた。
???[教えてやるわ、私はニュータイプだから分かったのよ。 貴方もニュータイプらしいけど…まだ若いわね、なりたてなのかしら? 思考がそのまま流れてくるわね]
俺が……ニュータイプ? なに世迷言を、
???[世迷言じゃなくて事実よ。 まぁ、あなたはここで死ぬから関係ないけど]
ジャキン!! シールドのまん中部分が変形し、キャノン砲がでてきやがった。 推進材が切れてるから、避けることも出来ない。
チクショウ…ここで終わりなのか…俺はっ!?
???[じゃぁね。 ジオンのパイロット君♪]
チクショウ!! チクショウッ!!
???[good-bye♪]
カチッ…俺をコロス━━スイッチの音が聞
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ