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〜転生者物語〜 ジークジオンな士官
11話 失い、手に入れる後編
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生命線であり、縁の下の力持ちとなる。 ピキューン

ヤマグチ[なんだ? どうしたユウヤ!!]

なにか頭に……ハッ!! 俺はレバーとペダルを操作して、今いる地点から離脱する。 次の瞬間、ビームが俺達のコックピットを貫く形で消えていった。 今のは交わせたが、ヤマグチのジムキャノンUがいる状態でまた交わせるたかと言われたら━━無理だな。
もうワイヤーを外してる状態だから撤退しろの合図を贈る。 ヤマグチは敬礼のポーズをとって、撤退していった。

ーーーヤマグチーーー

ヤマグチ[クソッ!!]

悪態をつきながら、額を流れる汗を拭こうとするが、ヘルメットが邪魔だ・・・よしはずそう。

ヤマグチ[ふぅ〜]

ヘルメットを脱ぎ捨てて息を尽く。 この解放感はたまらんなぁ。

ヤマグチ[しかし……なんで俺のジムキャノンだけAMBACシステムが使えなくなったんだ?]

他の機体からそんな情報はないし、ガンダム試作4号機と撃ち合ってる時は特に不調はでなかった。 これは断言できる。 アスカとカンザシによる整備はいっつも完璧だし、操縦もいつも通りに行えた。 ではなぜ? 外部からの干渉もなかっ………まさか!!

ヤマグチ[もしそうなら、早く機体を止めないとヤバイぞ!!]

急いで火を落とす━━よかった、まだメインコンピューターは侵食されていないな。 ミノフスキー粒子圏内からは、もう外れているから、通信できるはすだ。

ヤマグチ[こちらb-2! 応答せよ!!]

俺達の部隊は出撃順に、a.b.c.d.e.のコードネームが振分てられる。 情報を混乱させるとかの理由で、こんなまどろっこしい事をしているらしぃ。 因みに右からでたら1、左からでたら2だ。 今日俺は、二番目で左のレーンからでたため、b-2となる。

クリス『b-2どうしたんですか?』

ヤマグチ[AMBACシステムがイからて交代中だ・・・が、少し調べたい事がある、もし当たってたら機体を棄てる事になるから、迎えを頼みたい]

クリス『・・・・・・・・・・・・』

返事がない・・・・・・。
・・・・・・。
・・・。 なげぇ…。 ポン

クリス『艦長から許可がでたため、必要な場合はそうしてください。 後そうだった場合連絡してください、迎えを寄こしますので』

ようやくきた。 風車が10個折れたぞ。

ヤマグチ[了解しました。 通信を終了します]

宇宙空間にでるため、ヘルメットを被り直す。 そして宇宙空間の移動に使う、バックパックを装着する。 コックピットのハッチを開けると━━

ヤマグチ[・・・綺麗だ・・・]

お…思ってたより地球は綺麗だっ
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