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ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
終幕へのカウントダウン
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しないぜ?」

「いや・・・だ、ね」

「全ライダー・・・sorrowを殺すまで、俺は死なない」

「何より・・・あいつに・・・言っちゃいねぇんだ」

「好きだってことをよ・・・馬鹿だよなぁ・・・俺」

「・・・前言撤回するぜ、クライ。お前が背負っているモノも重い」

「だからよ・・・退け。このままだとマジで死ぬぞ」

「嫌だねぇっ!!」

加速からのブレード。連撃による、二回の衝撃と斬撃。

「馬鹿・・・野郎がっ!!」

電パンチ。閃光が周囲を照らす。クライが大きく仰け反った。

その内に電気エネルギーを最大まで高め、一気に放出する。

「チャージ、アップ!!」

ストロンガーの体が白く染まる。

全身から白い雷を放ち、竜巻として形を成させる。

「超電ウルトラサイクロン!!!」

(っくそが・・・体が動かねぇ)

竜巻が迫って暗闇を照らす。

(ああ・・・最後までバカだったな)

愛した人の笑顔が浮かぶ。

「あ・・・い・・・」

雷の竜巻がクライを包み――――――。

ストロンガーは黙って立ち去った。



 格納室

「アルゴさん・・・戻れ」

アルゴの意識が元の体に戻ったことを確認すると、マフラーを巻きなおす。

「さぁ・・・ありがたく受け取ってくださいよ」

黒いライジングペガサスボウガンとアマノ・アズサを出現させ、同時に撃つ。

疾風の弾丸と水晶の矢は確実にショッカーオーズの体――――否、メダルを抉っていく。

「次はタイタン・・・!」

二刀のライジングタイタンソードを展開し、重く鋭い一撃を与えていく。

「『加速』最大出力」

超越された加速。因果の法則も時間も関係ない―――――。

「『粒子(タキオン)』」

光を超え、世界を超える。

「ライジングドラゴンロッド・・・!」

二本を同時に展開、ドラゴンスプラッシュで突き刺して上空へと放り投げる。

ライジングペガサスボウガンで上空のショッカーオーズへとブラストペガサスを放つ。

体制を崩した所を見て、ダブルライジングカラミティタイタンを放つ。

「終わりだ・・・!」

最大出力の『粒子(タキオン)』を一瞬だけ発動し、究極のライダーパンチを放つ。

「基本型・・・!」

「SPIRITS・ライダーパンチ!」

左の拳の一撃。いや、一撃ではない。

SPIRITS・ライダーパンチ。その合計の連撃数は1971。

全ての始まりの数字である。

「一点集中型・・・!」

右の拳の『一撃』。

膨大なエネルギーが周囲に解き放たれ、次元を隔離し、ブラックホールを造り出す。

ショッカーオーズは無言のまま
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