ハイスクールV×D ライド15
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そう言った後、四季はそう言って肩を竦める。
「用件は以上だ。イリナ、帰るぞ」
「そう、お茶は飲んでいかないの?」
「いらない」
朱乃がティーポットとカップを用意しているが、ゼノヴィアはそれを断ってイリナを促して帰ろうとする。
「ゴメンなさいね。それでは」
イリナがそう謝って立ち去ろうとするが、ゼノヴィアの視線が一人の……グレモリー眷属の中の一人に止まる。
「兵藤一誠の家で出合った時にもしやと思ったが、『魔女』アーシア・アルジェントか?」
アーシアに視線を向けながらゼノヴィアはそう問うが、それは問いと言うよりも既に確信を持っての言葉に聞こえた。
(魔女ってどう言うこと?)
(彼女……アーシア・アルジェントの過去に関わりがある事、彼女がグレモリー眷属になる切欠とでも言うべきかな、この場合?)
小声でそう問いかける詩乃の言葉に同じ様に小声でそう答える。……グレモリー眷属の過去については一通り調べて有るが、それでも必要以上に他言する心算は無い。流石に詩乃が危険に晒される可能性を考慮して熱くなって交渉に割って入ってしまったが、これ以上は拙いだろうと判断する。
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