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DOG DAYS 記憶喪失の異世界人
第8章 絆
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う言われれば………」

そう言ってレオはペンダントの石を見てみる。
青白く輝く石。そこにはローマ字で\と書かれている。

「これはもしやジュエルシード!?」
「ジュエルシードマジで!?でも9つの1つが何で………」
「ワシにも分からん………もしかしたら1個無くしたのではないか?話にあったアンネローゼが」

まさかぁ………

「だがこれは願いを歪めた形で叶える石。だったら………」
「いや、歪めるんだったら不味くね?」
「それでも出られるならマシだ」

まあ確かにそうか………

「レイジ………」

心配そうに俺を見るレオ。何だかんだ言って不安なのだろう………

「大丈夫、俺達は戻れるさ」
「そうだな。………頼む、ワシらをこの空間から出してくれ!!」

そうやって願うと更に光がますジュエルシード。
その光は前が見えなく程で、2人とも思わず目を瞑ってしまう程だった。

そしてその光が収まっていくと………

「何処だここ………?」
「何でこたつに潜ってたのに周りが暗闇なんだ?」
「アギト、何かした?」
「アタシは何も………?」

そこにパジャマ姿の男と小さな女の子が現れたのだった………

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