帝王の最期
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「行け!」
ディケイドが三人のライダーに命じる
襲ってくるライダー達を見て
エンペラーが杖を掲げる
時計の針は物凄いスピードで回転を始めていた
(加速か…!)
ファイズに軽い指示を出してから
クロックアップの能力で
カブトと共に神速の世界へ入る
(上手く誘導さえできれば…)
ディケイドとカブトが繰り返し攻撃をする
何発かは当たるが、ほとんどが杖でガードされる
「いいのか?俺ばかり構っていて」
「今、私の脅威となりうるのは
貴様だけだ」
「でもいいのか?
いつの間にか時が普通に動いてて
気づかない時に攻撃されたりするかもしれないぞ?」
「なんだ?仲間を囮にして逃げ…!?」
エンペラーが突然振り向き、
背後からゆっくりと迫っていた
ファイズブラスターの弾に気づく
「くそッ!」
弾を打ち消し時を止める
杖の時計も針を止めていた
すかさずディケイドもブレイドと共に
静止した世界に入る
「この愚か者がッ!
ならば望み通り仲間から処分してやる!」
激怒したエンペラーが
一番近くにいた承太郎を襲う
だが…それは間違った選択であった
「オラァッ!」
エンペラーが目の前まで迫った時に
突然承太郎が動きだし、
エンペラーを殴り飛ばした
「ぐほぉッ!」
手からは杖が離れ、
同時に時も動き出す
そしてエンペラーの飛んで行った先には
タツミがいた
「えっ!えっ!ちょっ…」
戸惑いつつもタツミもエンペラーを殴り飛ばす
ゆっくりと身体が地面へ落下する
「そんな…貴様…なぜ動けるんだ!」
「悪りぃな…俺の帝具の奥の手は
少しだけ時を止めるって奴でな…
アンタの姿が消えるたびに
特徴をチェックしてて
その時計の針に気づいてな
近づいてくるのをずっと待ってたんだよ…」
ディケイドが杖の元へ行き、拾い上げる
「そ、それは…!」
「こいつが無ければ何もできないだろ
大樹!」
ディケイドが杖をディエンドへ投げる
「了解」
ディエンドがカードをドライバーに入れる
【ファイナルアタックライド ディ ディ ディ ディエンド】
ディエンドライバーから発射されたレーザーが
杖を跡形も残らないほどに破壊した
「それじゃ、トドメと行くか
お前ら、手伝ってくれ」
ディケイドがエンペラーを殴った
承太郎とタツミに呼びかける
「「おう!」」
ディケイドがカードを挿入する
【ファイナルアタックライド ディ ディ ディ ディケイド】
ディケイド、タツミ、承太郎の三人が当時にジャンプし、
エンペラーへ、トリプルライダーキックを喰らわせる
「そ…んな…
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