第四章
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のことにうんざりとしながらもだ。それでもだった。
彼等は休まなくてはならなかった。そこでだ。そして伝令兵もだった。
「私も私の場所に戻ります」
「あんたの塹壕にか」
「そこにだな」
「はい、そうしますので」
こう彼等に言ってだった。敬礼をしてだ。
「ではまた」
「ああ、生きてたらな」
「また会おうな」
彼等も敬礼をしてだ。そのうえで別れた。
塹壕での戦いは続く。そして雨も。彼等はその中で休みそして起き戦い。それが終わる時を待っていた。何とか生きたいと思いながら。
戦士達 完
2011・11・2
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