第一章
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してだ。ドイツ軍の方を見るのだった。そしてだ。
彼等はだ。その日は塹壕の中で休んだ。トレンチコートを来たまま。
だが次の日にだ。彼等のところに伝令が来てだ。こう言ってきたのだ。
「戦死した戦友達を収容してくれってさ」
「けれど前に敵がいますよ」
「向こうも機関銃向けてますし」
「それでも前にですか」
「出るんですか」
「ドイツ軍と話して決めたそうだよ」
その伝令の兵はこう彼等に話す。
「明日はね」
「明日だけはか」
「攻撃なしでか」
「それで戦死者を収容しろ」
「そういうことなんですか」
「そうです。明日だけはです」
伝令の兵は真面目な顔で話す。
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