暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第65話 聖王器ブランバルジェ
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
を落としたのである。

「ううっ………何するのバルト………」

ズキズキと痛む頭を抑えながら涙目でバルトを睨むヴィヴィオ。

「何するのって、わがまま言って親に歯向かったバカ娘にお仕置きしただけだ。………ってか睨んでるって事はまだ反省してねえみたいだな………よしもう一発………」
「ごめんなさい!!!!」

拳を構えた所でヴィヴィオはすかさず大きな声(涙声)で謝った。

「………ったく、わがまま言うのも文句があって暴れるもの構わねえが、それは身内だけにしろよな………こんな、世界まで巻き込みやがって………」
「バ、バルトさん、それは………」
「大体何が俺達に子供が出来たら要らなくなるだ………要らないんだったら俺はとっくの昔に捨ててる。………ってか最初はなのはに押し付けて消えるつもりだったしな」
「えっ!?初耳ですよ!?って痛た………」

思わず大声を出してしまい、身体が痛むなのは。それでも痛みを我慢し、こんな時にいきなりとんでもない事を口走ったバルトに喰らい付く。

「本当にそんな事思ってたん…ですか!!」
「身体が痛むんなら無理して声を出すなアホ………」
「そんな事よりも………」
「ああ、本当だ!!だけどそれはお前と初めて会ったごろの話だ!!問い詰めるのは後にしとけ!!」

しつこいなのはを無理矢理なだめつつ、再びヴィヴィオと向かい合う。

「ああとにかく、何が言いたいかってのは、さっきも言ったが例え子供が出来ようが、なのは以外に女を作ってもお前は俺の娘だ、血が通ってねえとかどうでもいい。互いに認め合っていればそれでいいだろ?だから心配するな、俺はお前とずっと一緒だ」
「バルト………」
「そうですよ、私だっています。それとバルトさん、さっき私以外に女を作ったら何とかって聞こえましたけど………?」
「例え話だから!!いちいち反応するな!!疲れて情緒不安定になってるぞ!!」

ギャーギャー騒ぐバルトとなのは。

(ありがとう、バルトパパ、なのはママ………)

そんな2人を見ながらヴィヴィオを心の中でお礼を言ったのだった………



















「何!?聖王の機能が停止した!?」

桐谷への攻撃を続けていたクレインの手がいきなり止まった。驚いた顔で、展開したディスプレイを操作している。

「何を戦闘中に………」

いきなりの豹変ぶりに桐谷はその場て立ち止まり、クレインの様子を見ていた。

「どうしたんだよ2人共………?」
『どうやらクレインの予定外の出来事があったみたいね、私もあんなに慌てる彼を見た事が無いわ』

そんな2人の様子を零治達も見ていた。

「何か言ってたよな?俺はよく聞こえなかったけど………」
『私
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ