ラビリンス侵攻!
第4話 後編
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「お腹が空いてるみたいね。授乳したいんだけど。」
「はい、こちらへ。」
あゆみは授乳対応の空き部屋へ、尚子とパフェと一緒にシフォンを連れて行った。
埼玉県戸田市にある救急指定病院
「キャッ。」
「ビビッ。」
「どうしたんだわさ。」
「家政婦さん、スプーンをプラスチックのものに換えてくれませんか。」
「お嬢さん最近、金属に触れると痺れがくるらしいんだけど。本当だわさね。」
「家政婦さん、これを見てみる。」
「白熱電球だわさ。」
祈里は、電球のソケットを握り締めた。
「ビ、ビックリだわさ。電球が光ってるだわさ。」
「なぜ、こうなったのかしら。とにかく、スプーン交換しに行って。」
「分かっただわさ。」
桃園家ラブの部屋
「スルスルスル。」
「おばさん、パフェさん。」
「シフォン、寝かせて置いたから後をお願いね。」
「パフェさん。」
「何か。」
「1つ言っていいですか。」
「良いよ。」
「大好きな人たちには、いつだって笑っていて欲しいじゃん。」
「それもそうだね。」
「あたしたちにしかできないんだったら、やってやりましょうよ、完璧に。」
「美希ちゃん、使命と任務をよく理解したようだね。」
「さすがミキタン。」
「ラブちゃん、美希ちゃん。私とパフェは、これから祈里が入院している病院へ行くからね。あゆみさん、後をお願いね。」
「分かりましたわ。」
「じゃあ、行ってきます。」
「行ってらっしゃい。」
尚子とパフェは、祈里が入院している埼玉県戸田市にある救急指定病院へ向かうべく、部屋を後にした。
占いの館
「何、イース。表彰されたって。」
「あれだけの破壊と殺戮がウェスターにできるかな。」
「クーーーーーッ。男としてメンツが立たん。今度は俺が行く。お前は休んでおれ。」
「ウェスター、これが上官に対する言葉。」
「知るか。」
館内廊下
「ウェスター、行くのか。」
「ああ、イースに負けない大破壊をやって見せるぜ。」
「そうか。イースは次期国防大臣決定らしいぞ。」
「なーーーーーーにーーーーー。クソッ、こうなったら。」
「戦闘を申請するなら、こっちだぞ。不幸のゲージのある部屋を経由すれば、陸軍本部はあっと言う間だ。メビウス総統に申請すれば、すぐに戦闘が可能だからな。」
「分かったぜ、サウラー。行ってくる。」
ウェスターは不幸のゲージのある部屋へ向った。
ラビリンス総統官邸内謁見の間
「メビウス様、イースが表彰を受けたこともあり、どっちの男幹部も黙っていないはずです。一体、どちらの男幹部が来るのでしょうか。」
「口の悪いあいつ。あの男に決まって
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