Life4 戦いの後
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も規格外の人物の様ね・・・って、あら?」
「どうかしたの?リアス」
「教会の戦士は何所かしら?」
そう、いつの間にかにゼノヴィアの姿が消えていた。
−Interlude−
〜Sideゼノヴィア〜
私はこれから如何したらいいのだろうか。
信仰たる主は消滅していると告げられ、此処まで来る途中に傷だらけの体を押して来たイリナにも相対した時にも、自棄になり信仰を捨てると吐き捨てたり、破壊の聖剣も置いて行った。
そんな私に対するイリナの答えは、疑惑と糾弾だった。
だが私は振り返る事も無く此処まで来てしまっていた。
いや、此処は何所なのだろう?・・・・・・・ぃや――――覚えがある。此処は確か・・。
そんな風に考えていると、こんな深夜だと言うのに門から一人の男性が現れた。
〜Side Out〜
士郎は駒王学園から去った後、1分も経たずに家に帰還した。
そこで、聖骸布も赤いフードも消して自室に戻ろうとした時に、塀の外に覚えのある気配を感じた。
「・・・どうして彼女が?・・・・兎も角確認が必要だな」
言葉通り外に出ると、そこにはゼノヴィアが塀に背を預けたように倒れ込んでいた。
「あ・・なた・・は・・」
自分を見る視線に気づいたのか、士郎が口を開く前に呟くゼノヴィア。
しかし意識が朦朧としているのか、士郎の事を認識しているのが怪しかった。
「君は確かイリナの・・」
「っ!?・・・・――――」
「お、おい!?」
士郎の口からイリナの名前が出たからなのか、体を一瞬だけ震わせた後に気絶するゼノヴィア。
地面に横たわる前に瞬時に抱き留める士郎。
「気絶したのか・・。無理もない。つまりはそれ程、彼女の主への信仰と言えたのだろうからな」
そのまま士郎は、ゼノヴィアをお姫様抱っこの状態で持ち上げて、中に入れる事にした。
だが、そこで・・。
【その娘、大丈夫なのか?】
突如として、この家の居候から念話が届いた。
「ああ、別に気絶してるだけだ・・・・って、その疑問はこの娘の心配じゃないか。だが仕方ないだろう?こんな夜更けに女の子を置き去りのままにする訳にはいかないし、藤村組は一応関東圏を収める顔役でもあるんだ。このまま放置すればどんな噂が立つことやら・・」
【・・・そうか。それで、我は今まで通りでよいのか?】
「ああ、大丈夫だよ。それ以前に、手を貸してくれる気あったのか?」
【フン、聞いて見ただけだ・・】
皮肉気味に聞けば気を悪くしたような念話も流さずに、呟くだけだった。
と、この居候はそれ相応の居城高で、基本的に何も
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