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ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
愛する人のためならば、仮面ライダー此処にあり。
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出てきたのは、五代雄介だった。
「五代さん・・・?」
何故ここに、と言う前に雄介が口を開いた。
「あなたの正体は、本郷さん達―――――俺たちがいる次元の住人ですよね。そしてユキ君を知っていた理由は――――――」
「あなたがショッカーの技術顧問だったからだ」
「そんな・・・」
「素晴らしいよ、五代雄介。さすがは2000の技を持つだけはあるな」
「それは関係ないでしょう?」
「そうだな・・・。まずは、私がこの世界に来たところから始めようか」
「私はあちらの世界でアシムレイトロイドの製造の任務があった。しかし――――――飽きてしまった」
「あ、飽きたんですか!?」
「そう、飽きた。そしてアシムレイトロイド専用の戦闘用シュミレーション、SAOを持ち出し、こちらの世界で、私が望んだ子供が来ることを待っていた」
「そして現れたのが、キリト君とユキ君」
「そうだ―――――。そして彼らに未来を託し、私は死んだ」
「そして今、愛する人のために戦う君に、アシムレイトロイドの真の能力を託しに来た」
「真の―――――能力?」
ユキの言葉に茅場はユキの傍まで近づき、囁いた。
「アシムレイトコマンド、最大出力許可。解除パスワード、RINKO」
ピピっという音声と共に、ユキの体が青白く発行する。
しかしユキの一声は意外なものだった。
「凜子って誰ですか?」
茅場は笑った。笑って答えた。
「私が愛した人の名だ」
「さぁ、行きたまえ」
空間から無理矢理吐き出される。
意識が無理やり覚醒させられ、目が覚めた。
「ユキ君・・・!」
「だいじょぶです・・・一号さん」
ユキはゆっくり立ち上り、構えをとる。
「力を・・・貸してくれますか?」
「クウガ、一号」
暗闇からクウガが出現しコクリと頷いた。
二人はユキの肩に手を置く。
「ダイナモ起動!!」
二人からのエネルギーが、ユキの体に流れ込む。
「やり、ますっ!!」
そのモーションは、一号のモノだ。
そこにクウガの変身モーションが加わり、ユキの姿を変貌させる。
ライダージョーカーも魂共鳴も全てを超越する。
全身に金色の神経が巡り、透けるように見える。
脚には金のアンクレット。グローブは金のラインが走る。
「行くよ・・・」
一瞬。光が漏れて―――――――。
「二人で・・・話しましょ?」
来ないでくれ。孤独な世界。
「アルゴさん」
アイツは目の前にいた。
「帰りましょう?」
「いいよ・・・私はあっちには行かない」
それが私の本心だった。
「待ってる人は
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