暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
愛する人のためならば、仮面ライダー此処にあり。
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「そうか・・・戦うことが罪なら―――――――」

青年は携帯を操作し、ベルトへと装着する。

「俺が背負ってやる!!」

仮面ライダーファイズ。乾巧。

「まだ・・・いるぜ?」

巧の声と共に、二つの声が響く。

『彼女を救おうとする気持ち――――かっこよかったぜ』

『そうだね・・・やはり桐ケ谷和人、君は面白い』

「だれだ!?」

須郷の叫びに、声は答えた。

『俺たちは、二人で一人の仮面ライダー!!』

『仮面ライダー・・・W』

実体を持った声は変身する。

『行くぜ・・・相棒』

『ああ、翔太郎』

《サイクロン!》《ジョーカー!》

《エクストリーム》

「「須郷伸之――――――さぁ、お前の罪を数えろ!!」」

罪を背負いし男と、守り人たちの戦いが始まった。



 格納室

「っ・・・このオーズは・・・!」

ショッカーオーズを二人で相手をする。

「強すぎる・・・!!」

思わずユキは口に出した。

圧倒的なまでの力。

ライダージョーカーの力を持ってしても、元には戻らない。

「ユキなんて・・・!!」

「!!」

「わかったぞ、ユキ君!!」

「え?」

「彼女の深層意識だ!!あれは彼女の深層意識・・・君を拒絶しているから攻撃が効かないんだ」

「・・・」

「本郷さん、手、出さないでくださいね」

ユキは無言で歩み始めた。

「・・・アルゴさん」

ショッカーオーズからの光弾。

右腕が吹き飛ぶ。

「ごめんなさい」

左腕が吹き飛ぶ。

「僕は・・・あなたのことを知った気でいたんですね」

腹部が吹き飛び、地が周囲に飛び散る。

「ごめんなさい。アルゴさん」

「グギアああアア!!!」

オーズ!! SCANNING CHARGE!!

巨大な黒い爆炎が、ショッカーオーズの手に出現する。

「・・・アルゴさん――――」

閃光と共に爆発がユキを呑みこんで―――――。


 深層意識

「今度こそ死にましたね・・・これは」

アルゴのことで頭がいっぱいな中、ユキは呟いた。

『君は死ぬのが好きだね』

「・・・そんなわけないでしょ、茅場さん」

『そうだね、君がここに来るのは、力を求めた時だけだ』

「そうなんですか?」

翔一と初めて会った空間のことを、ユキは知らなかった。

『君には話すことがたくさんある』

『まずは私の正体についてだ』

「それ・・・データの塊がいう事ですか?」

『なぜ君を知っていたか、ということだよ』

「それについては、俺が話しますよ。茅場博士」

暗闇から
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