暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第四十三話 限界突破 オーバードライブ
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光が収まった時にはデビモンの姿は無かった。
そしてそこには足元から徐々に消えていくダルクモンがいた。
アリシア「ダルクモン!死んじゃ嫌だよ!!消えないで!!」
ダルクモン[ごめんなさいアリシア、でも大丈夫。きっとまた会えるわ。あなたがそれを望むなら…。]
ダルクモンはアリシアに優しく微笑みながら言う。
そして次に大輔達の方を向く。
ダルクモン[私は力を使いすぎたわ…強すぎる力は破滅を呼ぶ…皆、私は少し休ませてもらうわ…フェイト、アリシアをお願い…]
フェイト「…分かった。任せて。」
フェイトがダルクモンを見上げながら頷いた。
それを見たダルクモンは最後に再びアリシアの方を見遣ると微笑った。
ダルクモン[…アリシア……]
────またね、アリシア。大好きよ…────
ダルクモンの笑顔が見慣れたプロットモンの笑顔とダブった。
アリシア「っ…ダルクモ…」
アリシアが言い切る前にダルクモンは完全にデータの粒子となった。
アリシア「っ……!!!ダルクモーーーンっ!!!!!」
アリシアの悲しい叫びがファイル島中に響いた。
そこにアリシアの涙とダルクモンの数枚の羽根だけを残して…。

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