第四十三話 限界突破 オーバードライブ
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デビモン[最早、私自身が戦うしかないようだな………“奴”が来る前に]
皮肉にも神殿を模した社の中で、デビモンは無表情に魔鏡を覗き込んでいた。
オーガモン[お…俺にもう1度チャンスを…!!]
口調を改めるのも忘れ、オーガモンが必死で主張する。
デビモンの薄い唇の端が笑みに歪んだ。
デビモン[ああ……勿論、戦わせてやるさ。私の一部としてな…デスクロウ!!!]
冷たい指がオーガモンの喉元を捕らえた。
瞬間、悲鳴を上げる間もなくオーガモンの姿は掻き消え、大きな数枚の黒い歯車に変わる。
デビモン[我が元に集え、暗黒の力よ!!!]
高らかに宣言すれば、島から吸い寄せられるように歯車が飛んでくる。
デビモンはそれを飲み込むように取り込んでいく。
そしてムゲンマウンテンの付近に辿り着き、一気にデビモンのいる頂上に向かう。
しかし、歯車により支配されたガードロモン、タンクモンの大群が後方から襲い掛かる。
ブイモンはフレイドラモンにアーマー進化すると同時にガードロモンとタンクモンの大群に向かう。
フェイト「大輔!?ブイモン!?」
大輔「ここは引き受けた。お前達は先に行け!!」
フェイト「でも…」
賢「ここは大輔に任せよう。殿はこの中では大輔が一番向いている」
奇跡、運命、希望が使えないが、その他のデジメンタルが使え、あらゆる戦局に対応出来る大輔が殿に向いている。
それに魔力を持つため、空中戦も出来るのも利点だ。
大輔「アーマーチェンジ!!セトモン!!」
セトモン[ヒートストーム!!]
凄まじい熱気の竜巻がガードロモン達を巻き込み、吹き飛ばしていく。
タンクモンがセトモンに砲弾を放つが、咄嗟にハニービーモンにアーマーチェンジし、砲弾を回避。
ハニービーモンの毒粉をタンクモン達にお見舞いし、動けなくなったところをライドラモンに進化すると同時に、タンクモンの群れの中を突っ切ったと同時に、タンクモンが粒子化した。
ライドラモン[大輔…]
大輔「ああ…何と言うか…脆すぎるな…ここはデビモンのアジトだ。少し、警備が薄すぎるような…」
オーガモン[警備が手薄だってえ!!?そいつはとんだ勘違いだぜ。お前ら如き俺様一人で充分だってことよ]
大輔「オーガモン?今更何しに出て来たんだ。お前が今のブイモンに勝てると思ってんのか?」
オーガモン[俺様はデビモン様と一つになったのよ!!レオモンがいないのは残念だが、お前にも煮え湯を飲まされたからなあ!!]
骨こん棒がライドラモンに迫る。
ライドラモンはそれを回避するとフレイドラモンにチェンジする。
フレイドラモン[確かに前のオーガモンより強くなってる
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