ハイスクールプリニーッス 3
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「ちょっとばかり拝借してきたプリニー達の血と汗と涙と魂と命と尊厳と金と金と金の結晶」
「金ばっかりじゃない!!」
お嬢のツッコミをスルーして高らかにその名を告げる。
「超薄給で酷使されてるプリニー達がちょっとずつ出し合って製造した決戦用兵器プリニガーZ!!」
テストも兼ねて強だゲフン、拝しゃ、もとい、テスト運用として借りて来た全長60mのプリニーを模したロボットを召還して乗り込む。
「プリニー、ゴー!!」
プリニーサイズのコックピットに身体を丸めて無理矢理乗り込みレバーを操作して魔獣に向かって突撃する。基本装備であるナイフを構え、至近距離まで接近し
「食らえ、プリニービーム!!」
両目からビームを発射して攻撃する。何処かで色々なツッコミを貰った気がするが無視だ無視。頭部を半分失って倒れそうになっている魔獣を持ち上げて隣の魔獣に投げつける。予想外の行動にそのまま更に隣の魔獣も巻き込んで倒れる。
「自分で攻撃した方が早いわ、ペタファイア!!」
3体の魔獣がオレの放ったペタファイアの業火に焼かれて灰すら残さず綺麗に燃え尽きる。冥界にも殆どダメージは残っていない。そして、魔獣を持ち上げた事で関節部分に異常が出てしまったためプリニガーZはもう使えない。
「ええい、所詮はプリニー製か。まあいい、ペタファイアで沈むならこいつで十分だ」
道具袋からアマルガムの戦火を取り出して残りの魔獣のコアに銃弾を普通に叩き込むだけで消滅していく。やっぱり向こうの世界に比べるとこの世界の生物は弱いな。さすがに一番大きい魔獣には通常攻撃では傷が付く程度でしかないが
「クイックショット、クイックショット、クイックショット!!」
特殊技であるクイックショットの3連射でコアを撃ち抜き、消滅していく。それと同時に空間に罅が入り、赤い龍とイッセーとオーフィスが姿を現す。あの龍はヤバいな。バールとゼタが一緒に戦っても仕留めきれそうにない。というか、あれ実体というか、本体が居るのか?生物と言うより、現象とかそっち系だろう。
まあ良いか。イッセーも何とか生き返ったみたいだし、オーフィスの力は弱くなってるがまだオレよりも強いみたいだし、オレはのんびり家政夫ライフを送らせてもらおう。
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