暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
0863話
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ても死んでても、結局厄介極まりないんだよな。……まぁ、ある種の生物兵器としてなら使いようがあるかもしえないが。いや、最初はともかく嗅覚が麻痺してそのうち効果がなくなるか?」

 そんな馬鹿な事を考えつつ、BETAの報告書へと続けて目を通していく。
 一応肉体とは違って突撃級の装甲殻や要撃級の前腕に関しては、悪臭の類は無いらしく何らかの素材として使用可能な可能性あり、と。……そうなると、悪臭を放っているのは肉体のみという認識でいいんだろうな。
 ともあれ、あの装甲殻やら前腕やらを素材にすると言ってもな。現在は普通にそれより優秀な装甲を持っているし。

「臭いがしないっていうのなら、ある程度の個数は何かに使えるように技術班の倉庫……」

 そこまで考え、すぐに却下する。
 ただでさえ現在技術班の倉庫は雑多だというのに、使えるかどうか不明な物を置いておくとなると邪魔でしかないと。
 そして、俺にはもっと便利な物がある。

「空間倉庫、だな」

 そう。ホワイトスターを入れられるだけの要領がある空間倉庫であれば、突撃級の装甲殻やら何やらは普通に収納出来る筈だ。
 もし何かあったら俺が出せば問題は無いし……
 そうと決まれば急ぐか。下手に時間をおけば忘れてしまう可能性も高いしな。
 別にボケが始まってる訳ではないが、こう見えて色々と忙しかったりするのだ。
 ……まぁ、そもそも多次元国家シャドウミラーとしてやっていけているこの状況でこの程度の忙しさしかないというのは、エザリアとレオンが頑張っている証拠なのだろうが。
 そんな風に思いつつ、早速とばかりに突撃級の装甲殻と要撃級の前腕を空間倉庫に格納すべく影のゲートを作り出すのだった。
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