無印編
1章
第6話 運命の出会いと再会 後編
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一緒に食事をとった方がお喜びになると思いますが?』
「まあ、確かに忍と二人だけでなく5人みんなで食事を摂った方が楽しいだろうな」
『駄目だこいつ早く何とかしないと…』
「お前何か言ったか?」
『いえ何も』
そんなやり取りをしながら俺は食事を摂った。ちなみにこんなやり取りは毎日のようにやっている。
そんなやり取りをしていると、俺たちは外から異様な気配を感じた。
『マスター、この気配は』
「ああ、生き物ならざるものの気配だ。ある程度の魔力が感じる…その近くには昼間のフェレットが居るな」
(誰か、誰かこの声が聞こえる人いませんか!)
「っ?」
とっさに聞こえたのは昼間のフェレットの念話だった。まさか数時間で回復するとは…
『マスター、もしかしたらなのはさんが?』
「言われずとも今支度をしている!」
俺は食器を流しに置き動きやすい格好に着替え、力で全身を覆える黒いマントと、どこぞの刀を持っている死神さんが被っていた仮面を作りそれを着た。
『マスター…その仮面はまだ良しとして何で光瀬と名乗っている人物が黒いマントを羽織っているんですか』
「別に良いだろ、ほらもうすぐ魔力を探知した地点、昼間に行った動物病院の近くに着くぞ!」
そう言って病院近くの屋根で病院の様子を見ていると、なのはが昼間のフェレットを抱え何か黒くて丸くて大きい生き物に追われていた。
「『何あれ!?』」
まさかのイグニとはもるほどに驚いた俺であった。
取り敢えず確認だ。あの生き物はこの星の生き物ではない。なのははこの星この世界の人間で間違いなし、あのフェレットはこの星の生き物ではないだがこの状況については現状誰よりも詳しいという訳で、
「なのはや高町家には悪いがしばらく観察だな」
『ですね。ガチでピンチだったら助ければいいですし』
とまあそう言う訳でこのなのはから約1km離れたこの地点で観察することにしよう。
しばらくするとなのはから、ピンク色で大きな光が上空に放出された。その光りには普通の人間ではありえないほどの魔力を検出した。
なのはが光に包まれると赤い宝石を使う長さはなのはの身長ぐらいの杖を、衣服は白を基調とした聖祥の制服をイメージさせる服装に変わっていた。
「なあイグニ、あれって魔法少女ってやつか…?」
『多分そうだと思います』
「やっぱりな、仕方ないこれ以上面倒なことになる前にあれやっておくか…
開け時空の門
我が力をもって新たな世界を精製せよ
簡易時空世界!」
俺が詠唱を終えると建物は歪み色は紫や緑のようなあんまり見てて気分の良い風景ではなくなった。これは俺の力で異時空間内に作った時空世界。簡単に言えば元の世界を簡単に再現した世界だ、
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