暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
因縁の対決と二人のカメラマン
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さと来い!迷惑だろ、そいつに!」

「それもそうだな」

ジークが電王に憑依する。そして――――

「てんこ盛りのとっておきを見せてやる!」

そう言って変身したのは、超クライマックスフォーム。

「イライラすんだよ・・・ごちゃごちゃよおっ!!」

振りかざされたエビルウィップを、電王は切断した。

「城戸!俺たちも・・・」

「ああ、蓮!」

『サバイブ』

龍騎サバイブ、ナイトサバイブが、王蛇に切りかかる。

「何でだ・・・いつもいつも!!」

このイラつきから解放されない!!

龍騎たちを弾き、リーファが突進、それすらも弾いたところで、良太郎が言った。

「貴方には・・・わからない」

「あぁ!?」

良太郎が言葉を紡ぐ。

「人の想いを・・・温かさを知らないから・・・イライラしてるんじゃないんですか?」

「チッ・・・うるせ」

ガッと両腕を抑え込み、

「知ろうとしないから・・・受けたことがないから!!」

「―――――――っこのやろおおオオ!!!」

カードが自動で飛び出す。

『トリックベント』

ベノスネーカー、メタルゲラス、エビルダイバー、ボルキャンサー、デストワイルダー、ギガゼール、バイオグリーザ、ブランウィング、 ダークウィング、ドラグレッダーが出現する。

「なっ・・・こいつ等は!!」

「次元の狭間から呼び寄せたのか!!」

思い切り電王を蹴り飛ばした王蛇は、もう一枚のカードを挿入した。

『ユナイトベント』

出現したモンスターが集まり、合体した。

「もう・・・終いだ!!」

誕生した超巨大キメラモンスター《ジェノサバイバー》を見て、カードを挿入。

『ファイナルベント』

ドンッと冷気、火炎等が発生し、エネルギーの球体が出来上がる。

「オラァアアアアアア!!!!!」

エネルギーの球体が蹴り飛ばされ、真っ直ぐに龍騎たちへと飛来する。

グリーフデイ。嘆きの日と名付けられたそれの威力は、20000AP。

『『『ファイナルベント』』』

『FULL CHARGE』

四つの声が重なり、それぞれの必殺技を放つ。

「おじさんもっ!!」

装甲響鬼に変身し、鬼神覚醒を放つ。

電王にエネルギーが集中し、エネルギー球を切り裂いた。

しかし、浅倉は止まらなかった。

「まだ終わってねえぞおおおおお!!!」

モモタロスが叫ぶ。後ろから龍騎が回転しながら舞う。

「オリャアアアアアア!!!!」

龍騎のファイナルベント、ドラゴンライダーキックが炸裂した。

燃え盛る爆炎の中、浅倉が呟く。

「何故だ・・・なぜこの苛つきは収まらない!!」


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