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イナズマイレブン〜クロスライジング〜
裏切り
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「一つ教えてやろう、優れた司令塔がいるチームは試合の前に勝っているという事だ!君は私の言う通りに動いていれば良い、何も考えずにな」

俺は総帥の言葉を黙って聞くしかなかった。

〜雷藤side〜

「おらよ宍戸!」

俺が宍戸にパスを出す。

「それっ!」

宍戸が蹴ったボールが青い光を纏ってゴールに向かう。
しかしボールはゴールポストに当たり跳ね返った。

「惜しかったな」

俺が宍戸に話しかけると染岡が宍戸の所に行って

「俺のドラゴンクラッシュには遠く及ばないなぁ」

ここだけ聞くと嫌味にしか聞こえないが

「だが筋は良いぞ!!」

と宍戸の髪をぐしゃぐしゃ撫でながら笑う。
ここで目金が人差し指を立て話した。

「今の技、グレネードショットっていうのはどうですか?」

それを聞いた宍戸が

「グレネードショットか……カッケェ!!」

と叫んだ。

「ああ、カッケェよカッケェ」

染岡もそう喜んでいた。

「ローリングキック!」

今度は半田の新必殺シュートみたいだ。
ローリングキックは見事にゴールに突き刺さり試合でも使えると感じた。

「みんな気合入ってんな!」

と円堂が俺に話しかけて来た。

「次は地区大会決勝戦だからな、そりゃ気合が入るぜ」

俺も帝国と戦える喜びを噛み締めながら話すと

「勝てば全国、負けても全国、何が何でも全国だぁ!」

と円堂が叫んだ。

「いやいや負けちゃ駄目だからね」

俺がツッコミを入れるも無視されて

「もうじっとしちゃいられない!」

円堂は叫びグラウンドに向かう、俺も円堂に続きグラウンドに戻った。

〜土門side〜

夏未が俺が書いたアレを見つけたみたいだ。
夏未が真剣に内容を確認している。

「…っ!これは…!」

俺は夏未が呟いている姿を階段から見ていた。
俺は携帯をポケットから取り出し

「鬼道さんすみません……!」

俺はそう呟いて鬼道さんのデータを全て消去した。
パタンと俺は携帯を閉じて

「これで良いんだ……」

と呟いた。

〜冬海side〜

「はい、はい勿論です…間違いなく雷門中は出場出来ません…ええ、これから最後の練習を見に行ってやります」

私は笑いながらあの方との電話を切った。

〜雷藤side〜

「ほら!パスパス!」

いつもより元気そうな土門が叫んでいる。
土門は影野からボールを受け取った。
そして楽しそうにドリブルをしている。

「ん?珍しく監督が来てるな………」

俺が冬海監督に気付き呟くと

「珍しいなあの監督が来てるなんて」

と染岡も呟く。

「一応監督だからね〜
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