第三章
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「それでなんだよ」
「だから避雷針を置かなかったんだ」
「火薬も保管したんだ」
それでだというのであった。
「いやあ、けれどね」
「神様は守ってくれなかったね」
「神様も厳しいよ」
「全くだね」
「せちがらい世の中だよ」
いぶかしみながらこんなことを言う彼等にだ。ドイツ軍の将兵達はこれまた呆れるしかなかった。そうしてソーセージに黒パン、ジャガイモという質素な食事を採りながらだ。愚痴めいたことを話すのだった。
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