暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
『栄光』の・・・・
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バンッと母親が持ったリボルバーが火を噴いて―――――――

頭の中で記憶が弾け、記憶が停止した。

「っ、うわあっ!!!」

驚いたユキの声に、アマゾンが駆け寄る。

「ユキ、どうした!?体、大丈夫!?」

「大丈夫です・・・。光見たら記憶が・・・」

ユキが立ち上がると、ドラグレッダーが下りてくる。

ドラグレッダーは、ぶつかり合って落ちてきたリーファ達を乗せて龍騎へと放り投げる。

「ちょっ、お前ぇ!!」

「ギュオオオオオオン」

ドラグレッダーはしてやったという表情を作って去って行った。

「リカバーキャメルを使う」

リカバーキャメルをラウズすると、リーファ達のHPゲージが満タンまで回復する。

リーファは立ち上がる。世界樹へと行こうと言って。

「え、えーとどうなってるの?」

状況を飲み込めないレコン。リーファは笑って答えた。

「全員で世界樹を攻略するのよ」

「え?え――――――!?」

飛べない人たちを飛べる人達が持ち上げ、一斉に世界樹へと向かう。

圧倒的速度で接近すると、やはり大量の怪人と守護天使がいる。

「ユイ!あいつ等の強さは!!」

「はいっ!全員ステータス的には、強くはないですが・・・距離によって湧出する時間が違うようです!・・・あれでは、突破不可能なレベルです・・・!」

「・・・そうか」

キリトとユキは後ろを振り向く。そして、みんなに言った。

「皆さん・・・申し訳ありませんが、僕たちのわががまに付き合って下さい!!」

「わかってるよ!!」

全員が、飛び、降り、走り出す。

怪人達を切り裂き、守護天使たちを消し飛ばす。

数は減るが、それ以上のスピードで守護天使たちは湧く。

しかし、その鬼神の如き強さはレコンを驚愕させた。

「すっげぇ・・・・」

しかし、その間にもリーファとレコンに狙いに集中する。

「っく・・・!」

切り倒していくが、どんどんと天使と怪人は過ぎていく。

「レコン!アンタは回復を・・・!」

レコンの傍に行って言うが、レコンはリーファの腕をつかんだ。

「リーファちゃん・・・よくわからないけど、コレ・・・すごく大事な事なんだよね」

「・・・そうだよ。少なくとも今はゲームじゃない」

レコンは笑った。

「あのスプリガンには敵いそうもないけど・・・ガーディアンは何とかしてみる」

レコンはリーファの制止を聞かずに飛んだ。

無数のガーディアンがレコンに集中し、うねりを作る。

無数の攻撃を、レコンは避け続けた。

しかし、数の暴力はそれを打ち砕く。

レコンのHPはみるみると減っていく。

「っ・・・リーファち
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