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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-3 転機の連続
Story3-4 青い光
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「………ぁぁ………はぁ、はぁ………………」


すべてを倒し終わると、奥の方に青い光が見えた。

「嘘だろ………」

まさか……




「ミズキ………俺は……君をッ………」

頭の中が真っ白になる。

「くっそぉぉぉぉぉぉ!」









俺がもっと早く気づいていれば………

こんなこと………起こらなかったのに……
















◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
















転移結晶を使って、ホームに戻ってきたときはもう日は暮れていた。

ホームの前に、フローラがいた。

「フローラ」

「あ、ごめん……シャオン君。

最近ここに来なかったから」



「俺、守れなかった」

「…………?」

「今日、38層の迷宮区で一人、死なせたんだ」

「…………その人とフレンド登録してないの?」

「してない。
転移結晶のストックもなかったらしいし、微かに青い光が見えたんだ。



…………フローラ、血盟騎士団に行け。そこで強くなれ」

「そんなのないよ!」

「でも、俺といるとお前も……死ぬぞ?」

「ねぇ、シャオン君…………君は悲しくないの?」

「悲しいさ」

「じゃあ、なんで平然としているの!?」

「俺が悲しんだら、みんなに余計な気を使わせるから…………かな。

多分、ミズキもそんなこと願ってないだろ」










本当はすごく悲しかった。でも、俺が涙を見せるのは…………この世界であってはいけない。


俺はその日のことはあまり覚えていない。
でも、青い光が見えた光景は今でも心に深く刻まれている。















Story3-4 END
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