戦闘用の使い魔ってなんで少ないんだろうな?
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」
最後にリアスの頭をぽんっと叩いてから立ち上がる。
「何処に行くの?」
「他の連中の様子を見て、今日のゲームの記録を確認してからイッセーとアーシアに贈る物を調達に行ってくる」
翌日、アーシアの使い魔にちょうど良い魔獣とイッセー用の魔道具を用意して駒王にある工房にリアス達を招待する。
「工房の7割が調理設備ってどうなのかしら」
「オレの趣味だからな、仕方ない。残りの3割もハムリオの銀細工工房だ。ちなみに魔術的に隔離されているから衛生面でも完璧だ。2階が居住スペースだが、シャワーを浴びる位しか使っていないな。基本的に厨房で寝てるから」
「住宅街から離れてるとは言え大きな庭付きの豪邸を殆ど使わないって、上級悪魔って凄いんですね」
イッセーの独り言に答える。
「似た様な物なら日本のあちこちにあるぞ。8割程は孤児院を兼ねているがな」
「孤児院?」
「慈善活動の一環だ。きっかけは白音達との出会いだ。探せば結構な数のハーフの孤児が居てな、それらを種族問わずに保護している。触れ合えば分かるが、種族なんて物はちっぽけな物だ。さて、話を戻そう。まずはイッセーの方だな」
用意しておいたケースを開けて拳大の宝石を使ったペンダントを取り出す。
「強制禁手化の代価に使える様に細工した宝石だ。2、3回ならドライグの補助を受けながらなら禁手化を使えるはずだ」
「ドライグ?」
『可能だな。これだけの物を簡単に用意するとは』
「元々はとある保険の為に用意した物を流用しただけだ。自力で使える様になれば、魔力タンクとして使えば良いだろう」
「ありがとうございます」
「次はアーシアだが、使い魔の魔獣を連れてきている。庭の方に出よう」
全員を連れて庭に出た後、アーシアの為に用意した魔獣、いや、魔鳥を召還する。
「来い」
目の前に現れた魔法陣から全長2m程の黄色い鳥が現れる。
「クエエエッ!!」
「大きいですぅ」
目の前に現れたチョコボにアーシアが驚いている。
「使い魔の森の奥で見つけた魔鳥だ。新種の為にオレが「チョコボクポ!!」モグ、知っているのか?」
まあ、オレも知っているんだがな。ちなみにFFT仕様のチョコボだ。
「チョコボって名前の鳥クポ。僕達も良く背中に乗せてもらってたクポ」
「ほう、そんな名前なのか。後で登録し直すとして、アーシア」
「はい」
「君は運動がそれほど得意ではないな」
「はぅぅ、そうです」
「このチョコボは飛べない代わりに、かなりの健脚を持っている。戦闘もそこそここなせて軽い治癒魔法も使える。頭も良いからこちらの言うことを理解してくれる。君にぴったりの使い魔になるだ
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