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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-2 1層攻略
Story2-5 ビーター
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もまさか折れるとは思ってなかったようで、驚いていた。

「アスナ!最後は一緒に頼む!!」

シャオンは、走りながら叫ぶ。

「任せて!」

それぞれ、力をこめ、最早、武器を持たず攻撃を防ぐことの叶わない体を斬りつける。


グルアァァァァァァ!!

「まだまだああああ!!!」

「せいっ!!!」

「いくぜぇぇぇぇぇぇ!!!」

突きや切り裂きでBossのHPバーはドンドン減って行き…………

「こいつは! ディアベルと俺のお返しだあああ!!」

「うおああああああああああ!!!!!!!!」

シャオンとキリト。

2人は高く飛び上がり、二人の剣はBossを上から斬り込んだ。


その瞬間………


グギャアアア!!


巨体は鮮やかな青い硝子片に変わり、砕け散った。


そして

『Congratulations!』

の文字が高々と浮かび上がっていた。






暫く場に沈黙が訪れていたが、その文字を目の当たりにした皆は……

「やった……」

1人がそうつぶやく。それが始まりのように

『うおおおおおお!!!!!!!!!!』

一斉に場が沸いた。

「うおお!!やったぜええ!!!」

「倒したぁぁぁぁ!!!」

皆が喜び合っていた。

「ふぅ」

シャオンは膝のほこりを払い立ち上がった。

「やるじゃん」

そう言ってキリトに手を差し出す。

そして引っ張りあげた。

「はは、前とは違う。言っただろう?次は負けないってな」

キリトは手をとり、起き上がった。

そして、拳と拳を突き出し、互いに当てていた。


その時、キリトのウインドウが見えた。

「それは?」

シャオンは、少し驚いていた。

「ああ、LAだろう?俺になったみたいだ。何か悪いな」

キリトはそう言っていた。

「俺のにもあるんだよ。それ」

その言葉を聞いてキリトも驚いていた。

これはBossに対して最後の攻撃を加えたものが受け取れる、ラストアタックボーナスだからだ。

だが、間違いなくシャオンにもキリトにもあった。

「同時撃破?それでだろうなー」

2人の剣がピタリと同時にヒットし、そのダメージでHPを減らしたんだとすれば、ありえない話ではない。

キリトのユニークアイテムは

【コートオブミッドナイト】

漆黒のコート。

シャオンが、

【コートオブブルーリア】

黒と青のコート。


それを眺めていると

「お疲れ様」

アスナが近づき、

「見事な剣技だった。Congratulations!この勝利はアンタ達のものだ」


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