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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-2 1層攻略
Story2-4 ボス戦、開幕
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して知らない?パーティ組んだこと、ない?」
シャオンがそう聞くが、首を縦に振る事はなかった。
「んじゃ、説明するよ」
シャオンが分かりやすく解説し、無事にチュートリアルを終了できた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
午前11時に迷宮区に到着し、午後12時半に最上階踏破。
何とか無事に全員がここまでこれた事に内心安心する。
どのような事でも、『初めて』がつく行為は例外なく事故の危険性を内包している。
こんな大人数で、決して広くは無いダンジョンを歩いている。
突然の奇襲にパニックを起こしてしまえば相応に危険となる。
この世界において、偶発的なプレイヤー同士の誤爆はダメージにはならない。
が、通常攻撃もソードスキルも停止してしまう為、敵前でそんな事になれば非常に危ないのだ。
特に長モノの武器を装備しているものにはその危険が付きまとう。
そこでも、ディアベルの手腕の見せ所だった。
適切な指示を送り、スイッチの効果的な使用。敵の行動を読んだ攻撃法。
見ていたシャオンたちも頷く程のもので、限りなくパーフェクトだった。
日ごろからリーダー職に慣れていなければとても出来るようなことではない。
「心配無用だな」
「ああ、そうだな」
あの青髪の騎士にはそのリーダーの哲学があり、もうここに至れば全面的に信頼するのがレイドメンバーとしての義務だ。
そして大人数のレイドはBossの玉座がある部屋の前にたどり着き、巨大な二枚の扉を見た。
その事で メンバー全体に緊張が走る。
「いいか……」
「ああ」
「俺たちの担当のルインコボルト・センチネルもとりまきとは言っても決して雑魚じゃない。相手も武器・スキルを使ってくるぜ」
「分かってるさ」
そう話す。
「あいつ等は皆、鎧を着ている。だから、その部分は攻撃しても貫けない。貫けるのは……」
「喉もとの一点のみ、だろ。大丈夫、俺に任せろ」
はっきりと答えた。
キリトと共にいるアスナも大した手練れだ。
ここまでの雑魚戦でも見ていた。
確かに素人的な動きだったが、レイピアの技だけは目を見張るものがあった。
閃光のように放つ〔リニアー〕のスキル。
基本技を必殺とも呼べるまでに昇華させたのだ。
序盤で覚える技が普通ならそこまで通用できるものじゃない。
だが、アスナはそれを体現していた。
「じゃあ、行こうぜ」
シャオンは笑うと前を向い
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