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ソードアート・オンライン 蒼藍の剣閃 The Original Stories
SAO編 Start my engine and step on blue light in Aincrad
Chapter-2 1層攻略
Story2-3 初のボス戦へ
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ーとして!命は預けられんし!預かれん!そう言いたいんや!」
仁王立ちをするかのように、周りにはき捨てる。
実際にそう思っている人はたくさんいるだろう。
自分達がレベルをあげるのに時間が掛かっているのに、別の奴ら、元Bテスターは簡単に上げている。
簡単に言えば嫉妬。
従来なら、それだけの事なのだが、今回は死人が大勢でているのだ。
キバオウの言い分には確かに一理はある。
それでも、Bテスト出身者たちも生きるために必死だったには違いないのだ。
このゲームが、デスゲームだと分かったその時から。
「1ついいか。騎士さん」
シャオンが立ち上がる。
「ああ、構わない」
――もっともらしい事を言ってるけど、それはただ群集を誘導しているだけ。変な理論並べられても意味ねーよ
「そっちの……えーと、たしか、キバオウだっけな。あんた、その情報は何処で得たんだ?」
シャオンは立ち上がり、そう聞いた。
「何の情報のことや?」
キバオウは、鋭い目つきのままそう聞く。
「元Bテスターが、強くなって後は知らん振り、だったか?何故それがわかる?」
「そんなもんきまっとるやろうが!このクソゲームが宣言された後!大体の初心者はあの場を動く事さえ出来んかった!蹲ったり、叫んだりしとるもんもおった!普通は大混乱や、それが当然やろ!それが!普通やが!
それがどぉや?ワイは見たんや!あの場から何人も慌てて立ち去っていく奴らを! あん場に残って!これからのことやら、なんやら、説明していくのが筋っちゅーもんやろうが!」
「あんた、Bテスターの立場に立って考えたこと、あるか」
「なんやて!?」
「Bテスターだって人間だ。
命どうこうの問題になってるときに、ゲーム慣れしてても人のこと考えてられる余裕はないさ。
おまけに、説明したからってクリアするのが早くなる、と100%言えるわけでもない。
だから、そういう人たちが全員Bテスターだって決めつけるのは100%無理だ。
他人のことまで気にかけることのできない、とんでもない状況で、Bテスターが普通のプレイヤーに説明できると思ったら大間違いだ。
あと、SAOにログインした元テスターが元テスター全体の85%いる。そのうち25%が既に死んでる。
元Bテスターでさえも死んでる。
これ鼠のアルゴの情報だから間違いじゃねーよ」
その言葉に皆動揺していた。
Bテスター出身のプレイヤーは、少なくとも初心者達より遥かに情報を持っている。
戦闘の回数においては、明らかに有利のものだろう。
そのメンバー達が死者の全体で約20%に上るのだ。
「あの情報屋のアルゴか」
ディアベルは
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