暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
野生の戦士と怪人体と動き出す仮面
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ね・・・」
変身を解き、アマゾン達にユキは駆けよる。
「ユキ、俺、アマゾン。トモダチ」
「茂さんから聞いてます。知ってますよ、アマゾンさん。コレ、ですよね」
両手を組み、小指を立たせる。
アマゾン特有の「トモダチ」のポーズだ。
アマゾンはキリト達の方に向き、彼らにも友達のポーズをとる。
「キリト、リーファ、皆、トモダチ!」
「おお?お、おう」
キリトがポーズをとるとアマゾンは笑い、白い怪物へと駆け寄る。
「あの・・・キリトさん、何で戦闘してたんですか?」
「いや・・・アマゾン?でいいのか?まぁ、アマゾンが駆け寄ってるやつを助けるために戦闘になってな・・・そしたらオークとかいう奴が来て怪人たちがウンディーネの味方してな。それでこんなことになったんだ」
「・・・それでオークは」
さあな、とキリトは言った。
「怪人を置いてどっか行っちまった」
「そう、ですか・・・」
ユキが暗い顔をしたのをキリトは見逃さなかったが、アマゾンが後ろから言った。
「ユキ〜!トンキー、乗れって言ってる!」
暗い顔を一瞬で笑顔に戻し、ユキはアマゾンとリーファ達がいる所へと走って行った。
アイツに何があったのだろう?
アイツは自分で話そうとしない、言えと言っても言わない。
アイツは何を背負って戦っているのだろう?
傷だらけの血まみれで、そこまでしてアイツが戦う意味はあるのだろうか。
大丈夫だろうか。あのままだとユキはきっと潰れてしまうだろう。
宿で聞いてみよう。
キリトはそう思い、トンキーの方へと向かった。
世界樹
「これは・・・」
アスナは息をのんだ。
須郷が作り出した歪んだ世界。
そこから抜け出すために。そして偶然通りかかった部屋そこにあったもの。
巨大な人の脳。
パネルにはTeller等様々な感情が表示されている。
「なんてひどい事を・・・」
須郷に所業に絶句する中、足音がした。
物陰に隠れて足音がした方を見た。そこから現れたのは――――――
「仮面・・・ライダー!?」
ユキが変身していたはずの者がなぜ―――――――?
動揺する中、周囲を見渡す。黒い立方体が浮かんでいた。
アスナはそこへ音を立てない最大速度で移動。
タッチして操作を開始する。転送のボタンを見つけ、タッチ。
さらに操作してついに見つけた。ログアウトボタン。
タッチしようとした瞬間。
ぬるりとした触手がアスナの手を捕えた。
「っつ!!」
ナメクジのような姿をした化け物が二人立っている。
「ねぇ君何してんの〜」
粘ついた声がアスナの耳に響
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