ライジング:虚無の王
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『WILD WILDSAIKRN』
猛烈な衝撃波をウォイドラウザーから放ち、ダークオーズを壁まで吹き飛ばす。
「グッ……!」
メダガブリューをアックスモードに切り替えると、メダルを喰わせた。
『ゴックン!プットッティラーノヒッサーツ!』
「消え去れぇええええっ!!」
グランド・オブ・レイジが上方向から放たれ、俺に向かってくる。
『金色の王!』
「解ってる」
『DAIY 7』
ウォイドラウザーにトータスロックを発動させた状態で、
『SUPPD 6 2 RAITNIGSURRSU』
「ウルアアアアッ!」
ライトニングスラッシュを発動させ、グランド・オブ・レイジを破壊した。
「馬鹿な……!プトティラの攻撃を……!」
「……腐った力に頼るからそうなんだよ!!」
『5 6 RAITNGBURSUT』
ライトニングブラストを発動させ、ダークオーズに蹴りを叩き込む。
「グアッ!!」
マトモに食らったのか、或いは油断していたのか、ダークオーズは壁に接するまで床を滑った。
「馬鹿な……最高司祭猊下から賜ったこの力が……」
「所詮、大きな力はまやかしなんだよ」
俺はダークオーズに、ユイリに言う。
「大きな力を持った物は、何れその力に溺れ、その力に殺される。それも同じだ。余りにも強大な力ゆえ、お前は力に溺れ掛けている」
「この……我が……」
ダークオーズはダークコアメダルを空中に放って言う。
「認めぬ……我より強い物なぞ、認めぬ!!」
途端、オースキャナーでスキャンし始めた。
『ダークタカ!ダークトラ!ダークバッタ!ダーククワガタ!ダークカマキリ!ダークバッタ!ダークライオン!ダークトラ!ダークチーター!ダークサイ!ダークゴリラ!ダークゾウ!ダークタカ!ダーククジャク!ダークコンドル!ダークシャチ!ダークウナギ!ダークタコ!ダークプテラ!ダークトリケラ!ダークティラノ!ダークコブラ!ダークカメ!ダークワニ!ダークタカ!ダークイマジン!ダークショッカー!ダークスーパータカ!ダークスーパートラ!ダークスーパーバッタ!』
途端、ダークオーズにダークコアメダルが注入され、全てのコンボが揃った、云わば<バーサークコンボ>と言える狂暴体になった。
『……金色の王。あの王は、自らの欲望に飲まれてしまった。こうなってしまえば、もう……』
ドラグレッダーが言う。だけど、俺の知ってる奴ならこう言う。
「『例え絶望的でも、手を伸ばせばきっと救える。手を伸ばさないで諦めたら、それはきっと一生後悔する。だから、手を伸ばせる範囲で伸ばす!!』」
俺はウォイドラウザーを構え、バーサークコンボに駆ける。
「ウォオオオオオオッ!!」
『小賢しい真似をシテクレルナァ!!』
旋風が巻き起こり、風に押されそうになる。
「諦めるかぁああああっ!!」
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