第四十話 大好きという言葉
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はしたが、クラヴィスエンジェモンには録にダメージが入っていない。
フレイドラモン[っ!!]
クラヴィスエンジェモン[驚いたぞ。成熟期相当の進化でありながら私に微かながらダメージを与えるとはな]
フレイドラモン[ぐっ!!]
拳を鳩尾に叩き込む。
しかしクラヴィスエンジェモンは表情を動かさない。
フレイドラモン[ファイアロケット!!]
クラヴィスエンジェモン[ザ・キー!!]
フレイドラモンの突進をクラヴィスエンジェモンはたやすく弾いた。
フレイドラモン[うわっ…!!]
受け身を取り、ダメージを緩和するが、自分の攻撃が全く効かないことに焦り始めた。
クラヴィスエンジェモン[今度はこちらからだ!!ザ・キー!!]
あまりのスピードに反応出来なかったフレイドラモンは鍵による一撃を受けて吹き飛んだ。
咄嗟に後ろに飛んだことで事なきを得たが、左腕のガントレットが砕けた。
フレイドラモン[畜生…]
クラヴィスエンジェモン[どうやらお前は古代種の因子を持った現代種ではなく純粋の古代種のようだな]
フレイドラモン[それがどうした?]
クラヴィスエンジェモン[その様子では紛い物の進化しか出来ないようだな。古代種は頻繁に激しくオーバーライトの書き換えを行わなくてはならないために寿命が極端に短い。そのため、古代種の消耗を抑えるためにデジメンタルが生まれた]
フレイドラモン[…………]
クラヴィスエンジェモン[しかし、道具に頼った進化は危険視され、封印されたはず。デジメンタルを持つお前達も葬らねばなるまい]
フレイドラモン[勝手なことばかり吐かしやがって…]
クラヴィスエンジェモン[勝手なこと?私はデジタルワールドの秩序を守るため、事実を言ったまでだが?]
クラヴィスエンジェモンはフレイドラモンの背後に回ると鍵を振り下ろす。
フレイドラモンは何とかそれを右手で掴んだ。
フレイドラモン[ぐ…うぅ…!!]
必死に堪えるフレイドラモンに、クラヴィスエンジェモンは腕の力を抜いた。
フレイドラモン[っ!!?]
突然力を抜かれたことで体勢を崩したフレイドラモンにクラヴィスエンジェモンの一撃を入れられる。
まともに攻撃を受けたフレイドラモンはブイモンに退化した。
クラヴィスエンジェモンはすぐに大輔達を追う。
そして直ぐさま大輔達を追い抜いた。
大輔「なっ!!?」
目を見開いた大輔はクラヴィスエンジェモンが放った一撃を受け、吹き飛ばされた。
大輔の血がなっちゃんの顔に付着した。
なっちゃん「あ…」
クラヴィスエンジェモン[次はお前だ。]
ガタガタ震えるなっちゃんに鍵を振り下ろそうとするクラヴィスエンジェモンだが、なっちゃんの身体から光が放たれ、クラヴィスエンジェモンを弾いた。
クラヴィスエンジェモン[!!?]
吹き飛ばされたクラ
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