暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
1巻
一真達との和解×仲間達の自己紹介
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トに出現する事が分かりましたから」

ま、あとはそれだけでは俺達は澪達を助ける理由はないとかで里の連中が監視対象という設定をしているのが普通なのでは?と言ってきた。

「俺の出生は勇者の一族がいる里という設定となっているが、俺はそれよりも前から生きている。前魔王ウィルベルトとは密談をしてきた奴だったからな、里の時は分身体をこの世界に入れたからそん時は東城刃更という名前と容姿が与えられるが、今は分身体と合流してから本当の名前と容姿でこの世界に紛れ込んできたという感じだ。それに俺は守りたい対象がいれば、敵ともなる勇者や神族や魔族がいたとしても全力を持って守護するのが俺の今回の役目だと思っている」

「例えそれが魔族で・・・・魔王の力を受け継いでいたとしても?澪様を守る事で、一真さんや深雪さんに危険が及ぶ事になってもですか?」

万理亜は俺達の事を正体明かしたとしても、まるで念押しのように確認をしてくるので俺の中にいるドラゴン達を呼んでやった。クロウ達はヒト化でドライグ達は小型ドラゴンと化していた。朱音達はまだ早いが代表として鈴音を召喚させた。ちょうどお風呂から出てきた後のようだった。そんで改めてこいつらの紹介をしたら本当に異世界から来た神様だと信じ込んだようだ。あとは鈴音が異界では前魔王だったという事実付きで。

「俺達には二人に見えて実は仲間が俺の中にいる事やこの家にいるメイド達に、この辺りをパトロールしている警察官達も俺達の仲間たちである。何かあったら伝えるようにしてあるし、俺と深雪は蒼い翼所属している者だ。人間界で魔族や神族の輩たちが暴れたとしてもだ、俺達で守るだけの事。あとはドウターを倒す事が俺達の宿命だからだ」

「・・・・解りました。それなら、ご厚意に甘えさせて頂きます。今の澪様には・・・・一人でも多くの味方が必要ですから」

そう言った後に、一度ドライグ達を全員元の場所に戻ってもらいながら、万理亜からの口調には重い切実さが込められていた。万理亜は居住まいを正すとこちらへ向かって深々と頭を下げてくる。

「一真さんと深雪さん・・・・これまで騙していてすいませんでした。私達の危険に巻きこむ形になりますが、どうかお願いします。澪様をお守りするために、貴方達の力貸して下さい」

改まった口調だったから、まるで心の底から主に仕えるというより臣下の言葉でもあった。

「ああ任せな、俺達がいる限り勇者だろうと魔族や他の神族だろうと片付けてやるよ」

「今まで通りで構いませんから、私達を頼って下さいね。代償とかはいりませんし、また私の事を姉として接して来て下さいね」

俺達もまたこれも作戦通りな結果となったが、晴れて正式に仲間となったのだった。そんでこれからの事だが、今の所敵が何が狙いかは分からないので今まで通りの生
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