花魁草見つかったのはいつのこと
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と」
「誰が?」「角都が」
因縁、か
「・・・シナイちゃん、何やったんですか」
本当にナ
「それが身に覚えがなくって困ってるんだわ
・・・それでですね、以前中忍試験の折り、雨隠れから不正受験していた三人組
覚えておられますか?」
中忍試験はワシは見ていないな
ヒルゼンは記憶に残っていたらしく、声を上げた
「予選にて油女シュロと戦い、そこのイカリと戦った者の班かの?」
「はい
彼らは変化していた暁でございます
今まで報告出来ず申し訳ございません」
暁が木の葉内部に潜入だと!?
報告については大蛇丸の騒動で何かと忙しかった時期、少しは目を瞑ろう
しかし、何のために潜入した?木の葉崩しのためにか?
「その時暁の一人、小南という者がコンと接触しております
・・・まるで里抜けを勧めるかのように、ご丁寧に幻術までかけて・・・」
・・・すでに暁には九尾のチャクラの情報が漏れていると取っていいようだな
ヒルゼンも、うめきながら頭を抱えてしまった
「何ということじゃ・・・
忍術まで使用されていたのに気づかなんだとは・・・」
これからの中忍試験における課題が増えたな・・・
「何それ、聞いてませんよ!?」
怒りもあらわに、机をたたきつけてシナイに詰め寄った
アカデミー時代よりコンのことを気にかけているイカリのことだ
里抜けを唆されたとあらば、平静ではいられまい
「お前は鬼鮫のフラッシュバックで使いものにならなかったからな」
「・・・イカリよ、ワシの記憶違いでなければ鬼鮫とやらも、暁の一員ではなかったか」
「・・・ぴゅ、ぴゅ〜」
口笛吹いて誤魔化そうとするな
・・・全く・・・暁と因縁のある者がこうも多いとは・・・
「・・・ちなみに、油女シュロにはそういった因縁染みたものはないだろうな?」
問題行動の多い男だが、流石に暁との因縁は無かろう
「ん・・・ペイン情報によれば、うちはイタチと鬼鮫に啖呵切ったそうだ
あと、中忍試験時にサソリに気に入られたみたいですね」
「ちょっとまて六班」
「落ち着けダンゾウ!!」「お養父様おやめになって!」
思わずシナイの首に掴みかかったワシの腰に纏わりつく2人
木の葉崩しから始まって、奔放すぎる人柱力や音の暗部問題で頭を悩ませているというのに・・・!
よりによってうちはイタチにケンカを売っただと!?
確かにアカデミー時代より弟であるうちはサスケと仲が悪かったが、兄とも相性が悪いのかあ奴は!
「もう話が進まないじゃ
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